2010年11月25日 (木)

紅葉を求めて高台寺へ

Ca330456_2

 森山直太朗のコンサートに行く前に、このシーズン、なお且つせっかくの京都だったので “紅葉の京都” を見ないわけにはいきません。

 というわけで、今回は高台寺をチョイス。

 高台寺を訪れるのは初めてです。
 高台寺はよく知られた通り、豊臣秀吉の妻・北政所(ねね・高台院)が開創したお寺です。
 もちろん大変多くの人が来ていました。

 まずは入り口前の紅葉に立ち止まらざるを得ません。
 本当にちょうどいい時期に訪れることができ、感謝です。

 そして高台寺の広い境内に入ります。
 まずは書院の中で切り絵の作品を見ながら室内を回り、そして方丈へ。

 方丈からは方丈前庭でその景色に一休み。
 庭の外には霊山観音を見ることができます。

 そして方丈を出て、紅葉がきれいな庭園へ。
 庭園をめぐりながら、開山堂霊屋傘亭時雨亭を見て回ります。
 本当に池の周りの紅葉はとてもきれいで、池と苔、竹などとの調和がとても素晴らしい境内でした。
 今度はもう少し人の少ない時に行くと、境内の落ち着いた雰囲気をもっと感じることができるのではないかと思います。

 高台寺の境内を出て、掌美術館を訪れ、最後にねねの終焉の地と言われている圓徳院を訪れました。
 この圓徳院の紅葉がまた見事でした!
 素晴らしい庭園に紅葉の赤が素晴らしいアクセントとなっていました。
 南庭と北庭の2つの庭がありますが、特に伏見城の北政所化粧御殿の前庭を移した南庭は200近い岩が巧みに配置され、豪華な、そして豪胆な庭ですが、この庭の紅葉も素晴らしく鮮やかでした。

 また、春に観た長谷川等伯が桐紋襖の上に描いた彼の51歳のデビュー作ともなった障壁画がこちらにありました。

 高台寺を満喫し、直太朗のコンサート会場の京都会館へと向かったのですが、その途中で、前にカフェ「六花」が閉店してそのあと別のお店になったと聞いていたカフェを訪れました。
 その名も「喫茶fe カフェっさ
 前の「六花」のそのままの作りで雰囲気も結構そのまま受け継いだ感じです。
 「六花」同様に気に入ったので、また京都を訪れた時には行こうと思います。

※ほかの写真は、後日改めてアップします

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月21日 (月)

Salt&Sugar ブラボー!

 約1ヶ月振りの書き込みです。
 勿論その間にもいろいろと書く内容はあったのですが・・・。

 一つ年をとりました、ハイ。

 さて、昨日はかねてより楽しみにしていた Salt&Sugar のコンサートに京都まで出かけました。
 大阪の日程が合わなかったこともあり、祇園祭以来の京都です。
 軽く家で昼食を済ませて、早速京都へと向かいました。

 京都の街は車と人だらけです!
 高速道路 1,000円の効果まり、車のナンバーは他府県のものがほとんどで主要道路はなかなか前に進みません。
 また、バスも人がいっぱいで、渋滞に飲み込まれています。

 そんなことを横目で見ながら、阪急河原町から東山の知恩院方面へ。
 前にもご紹介したお気に入りの喫茶「六花」でコンサート前の時間を過ごすことにしていました。

 コーヒーとケーキで店に置かれている本を見ながらゆったりとした時間の中に身を委ねます。
 おいしいコーヒー、落ち着く空間・・・・・、本当に贅沢な時間でした。

 そしてコンサートへ。
 会場は京都会館第2ホール。
 大ホールではない、いわゆる中ホール規模ですが、コレがまたいい!
 ステージとの距離感も近く、そして暖かいホールです。

 開演とともにホールに響く ヒロT(ヒロ寺平)のタイトルコール。

  “13年ぶり”て、あなた!!

 Salt&Sugar(今更ですが 塩谷哲&佐藤竹善)、二人だけなのに それ以上のスケールの広がりを感じます。
 二人の絶妙なバランスとコンビネーション、そして竹善の話とソルトの何とも言えないアンニュイな雰囲気・・・・。
 本当に充実した心地よい、そして一方ではアツいものが(音楽に対する二人の情熱が)こみ上げてくる、そんな時間でした。

 それも、たっぷり 3時間以上!
 いやぁ、濃~い3時間を超える時間でした。

 そして充実した気持ちいっぱいで団栗橋にある「まんざら亭」で久しぶりに飲んで帰りました。

 Salt&Sugar のお二人さん、次も期待してます!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月22日 (水)

「お豆腐の和らい '09」京都公演 and more

 またまた久しぶりになってしまいましたが・・・・・、
 先日(11日)、久しぶりに狂言を見てきました。

 「お豆腐の和らい ’09」京都公演。
 場所は、京都府立文化芸術会館。

 今回、“KYOGEN TRANSRATOR”と銘打って、狂言を通訳とともに見る、というもの。
 通訳は、丸石 やすしさんがつとめました。

 さて、今回見た演目は次の3つ。

 「鶏婿」
 「狐塚」
 「腰祈」

 最初の「鶏婿」は、婿入りする男が決まりごとを聞きに知人に聞きに行ったのですが、嘘を教えられて・・・・、と言う設定でその婿入りの様子をおかしく見るわけですが、さらに続きがあって、もっと笑ってしまうもの。
 茂山 童子さんがなかなか笑わせてくれました! なんとなく顔つきもちょっと変わってきたような・・・。

 次の「狐塚」は、主人が群れて飛んでくる鳥から畑を守るために、太郎冠者と次郎冠者に頼むのですが、夜になると「狐が出る」と言われているため、寒くなってきたので陣中見舞いに来た主人を狐と間違えて・・・・、と言う設定。
 これは従兄弟の茂山 七五三さんとあきらさんが太郎冠者、次郎冠者となってそれぞれの持ち味十分に笑わせてくれました。

 最後の「腰祈」は、大峰山、葛城山で修行した山伏が羽黒山に帰る途中に、都にいる祖父を訪ね、祖父の腰が曲がっているのを、祈祷で直してみようと試みるのですが・・・・・、という設定。
 山伏を茂山 逸平さんが演じ、ちょっと優しい感じの山伏でした。 今回は、祖父を千之丞さんが演じるはずでしたが、体調不良、ということで、千三郎さんが演じました。(もう、大丈夫でしょうか?)
 それにしても、山伏が祈祷するときの「ボ~ロン、ボロン」 という掛け声がとっても滑稽ですが大好きです。 思わず笑えます。

 やっぱり 狂言は面白い!
 何度見ても面白く、楽しいです。
 さあて、次は いつ、どこで、何の演目を見ようかな・・・・・・?

 さて、
 この狂言を見る前にランチを出町柳で食べました。
 その店は、以前にも紹介した「京都でのんびり」(小林 由枝著)と言う本で紹介していたお店で、韓国の雰囲気いっぱいの喫茶店「李青」

 今回食べたのは、私がピビンバセットで奥さんが冷麺セット。
 いずれも京都・美山産の無農薬野菜がたっぷりと入って、とってもヘルシー!
 もちろんおいしくて、やさしい味です。
 さらにおいしかったのが、セットに付いていた漬物。
 あっさり漬けでとても美味しかったです。
 (※店内は撮影禁止のため、残念ながら画像はありません)

 店内には、韓国の琴の音楽が静かに流れ、韓国の家具や調度品で飾られ、とてもゆったりとした時間が流れます。
 メニューには、韓国のお餅やお茶などがあり、今度はそれにチャレンジしてみたい、と思います。

  090722_risei 静かなたたずまいのお店です

■喫茶「李青」
   住   所 : 京都府京都市上京区河原町通
              今出川下ル2筋目東入ル448-16
   電   話 : 075-255-6652
   営業 時間 : 11:00 ~ 18:00(ラストオーダー 17:30)
   定  休 日 : 月曜・火曜

                              ※2009年7月現在

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月19日 (土)

「吉兆あゆ」

 080716_kicchouayu 祇園祭・宵山で買った「吉兆あゆ」
 遅ればせながら食べてみました。

 おいしいです!

 夏の和菓子の一つとしても有名な「若あゆ」というお菓子がありますが、この「吉兆あゆ」も同じように小麦粉と卵の生地で求肥をくるんで、鮎の形にしたもの。
 ただ、今まで食べた若あゆよりも若干大きめのように思います。

  080719_kicchouayu_01 080719_kicchouayu_02

 そして、おいしい!!
 生地の甘さがちょうどよくて、ふわっとした食感がたまりません。
 中の求肥はもちっとしていて、このバランスというかアンバランスというか、たまらなく好きです。
 5つ入っていたのですが、ほんとにおいしくて次回もぜひ入手したいと思います!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月16日 (水)

祇園祭 宵山

 一昨日の14日(月)、祇園祭の宵山に行ってきました。
 今年は明日17日(木)が山鉾巡行、14-16日(月‐水)が宵山、というスケジュール。

 いやぁ、ほんとに良かった です。
 祇園祭は山鉾巡行はもとより、宵山もちゃんと行ったことがなかったので、初めての経験でした。

 3時前に阪急・四条烏丸に着いたので、夕方から始まる宵山まで時間をつぶそうと考えていましたが、地上に上がるとそんな気分ではなくなって、早速山鉾を見て回ることにしました。

<長刀鉾> (なぎなたほこ)
 烏丸の交差点そばにある山鉾巡行の先頭を受け持つ一番有名な鉾。
 その名の通り、鉾頭に疫病邪悪をはらう長刀をつけています。
 毎年稚児が乗ることでも有名です。

 今回訪れた際、厄除けの粽(ちまき)を購入したところ、鉾に乗ることができました。
 ただし、長刀鉾に乗ることができるのは男性のみで、女性は乗れなかったので奥さんは2階の展示スペースまででした。
 とても得した気分と、気の引き締まる思いがしました。
 なお、各山鉾で売っている粽は、食用ではなく、疫病神から保護されるための護符として玄関のなどに飾るのが良いそうです。

  080716_naginatahoko_00 080716_naginatahoko_01
  080716_naginatahoko_02 080716_naginatahoko_03 080716_naginatahoko_04
  080716_naginatahoko_05 080716_naginatahoko_06
  080716_naginatahoko_07 080716_naginatahoko_08 復元された段通
  080716_naginatahoko_09 稚児の衣裳   080716_yakuyokechimaki 厄除け粽

<函谷鉾> (かんこほこ)
 中国戦国時代斉の孟嘗君が家来の鶏の鳴き声によって函谷関を開けさせて脱出できたという故事に基づいたもの。

  080716_kankohoko_00 080716_kankohoko_01
  080716_kankohoko_02 080716_kankohoko_03

<菊水鉾> (きくすいほこ)
 町内にあった菊水井戸にちなんで名付けられたもので、鉾頭には金色の菊の花がついています。

  080716_kikusuihoko_00 080716_kikusuihoko_01
  080716_kikusuihoko_02 080716_kikusuihoko_03
  080716_kikusuihoko_04

<鶏鉾> (にわとりほこ)
 中国堯の時代に天下がよく治まり訴訟用の太鼓も用がなく鶏が巣を作ったという故事によるもの。

  080716_niwatorihoko_01 080716_niwatorihoko_02 080716_niwatorihoko_03

<岩戸山> (いわとやま)
 天照大神の岩戸隠れの神話から取材したもので、天照大神、手力雄尊、伊弊諾尊の三体のご神体を祀る曳山。

  080716_iwatoyama_00 080716_iwatoyama_01 080716_iwatoyama_02

<船鉾> (ふねほこ)
 神功皇后の新羅出船に由来した船形の鉾。
 巡行の際には鉾の上に神功皇后と三神像(磯良・住吉・鹿島)を祀る。

  080716_hunehoko_01

<月鉾> (つきほこ)
 鉾頭に18金製の新月をつけ、「天王座」には月読尊を祀る。
 屋根裏の草花図は円山応挙の筆によるもの。

  080716_tukihoko_00 080716_tukihoko_01
  080716_tukihoko_02 080716_tukihoko_03

<郭巨山> (かっきょやま)
 中国の史話「二十四孝」の、郭巨が黄金の釜を掘り当て、母に孝養を尽くしたという故事にちなんだもので、「釜堀山」とも呼ばれる。
 山には屋根がないのが普通ですが、この山は日覆障子をのせています。

  080716_kakkyoyama_01 080716_kakkyoyama_02

<四条傘鉾> (しじょうかさほこ)
 傘上に赤幣と若松を飾る鉾の姿は、応仁の乱以前に起源をもつと言われています。
 赤熊と花笠の子供たちによる棒振り踊りが昭和63年に復活した。

  080716_sijoukasahoko_01 080716_sijoukasahoko_02

<蟷螂山> (とうろうやま)
 「かまきり山」とも呼ばれ、かまきりの頭や羽、鎌、御所車の車輪が動くなど山鉾として唯一のからくりが施されています。

  080716_tourouyama_01 080716_tourouyama_02
  080716_tourouyama_03 080716_tourouyama_04

<北観音山> (きたかんのんやま)
 別名「上り観音」とも呼ばれ、楊柳観音像と韋駄天立像を祀る。
 応仁の乱の時代から、隣町の南観音山と、1年おきの交替で山を出していたとも言われている。

  080716_kitakannonyama_01 080716_kitakannonyama_02
  080716_kitakannonyama_03 080716_kitakannonyama_04
  080716_kitakannonyama_05 水溜りに写る山 080716_kitakannonyama_06 蔵と山

<八幡山> (はちまんやま)
 八幡宮を山の上に勧請したもので、その小祠は江戸時代の天明年間製作になる総純金箔の美麗なもの。

  080716_hachimanyama_01

<南観音山> (みなみかんのんやま)
 楊柳観音像と善財童子像を祀り、巡行の際には柳の大枝を垂らすそうです。

  080716_minamikannonyama_01 080716_minamikannonyama_02

<放下鉾> (ほうかほこ)
 鉾の名は「天王座」に放下僧を祀るのに由来している。
 鉾頭には日・月・星の三光が下界を照らす形をしている。
 巡行の際には、三光丸と名付けられた稚児人形が稚児舞を披露する。

  080716_houkahoko_01 080716_houkahoko_02 080716_houkahoko_03

<霰天神山> (あられてんじんやま)
 永正年間、洛中に大火があったとき、霰が降って火を鎮め、霰とともに天神様が降りてきた、という故事にちなんだもの。「火除天神」とも呼ばれる。

  080716_araretenjinyama_01 080716_araretenjinyama_02

<占出山> (うらでやま)
 身重だった神功皇后が、肥前の国松浦で鮎を釣って戦勝の兆しとした、という故事によるもの。
 ご神体は安産の神で、安産のお守りと腹帯を授与する。

 この占出山では、神功皇后の故事に由来して「吉兆あゆ」を販売しており、13日から16日の間限定での販売、ということだったので買ってみました。

  080716_uradeyama_01 080716_uradeyama_02    080716_kicchouayu 吉兆あゆ

<山伏山> (やまぶしやま)
 ご神体の山伏は、昔 八坂ノ塔が傾いたとき、法力によってなおしたという浄蔵貴所の大峰入りの姿をあらわしている。

  080716_yamabusiyama_01 080716_yamabusiyama_02

<鯉山> (こいやま)
 中国の黄河中流「龍門の滝」を登る鯉は龍と化すという伝説にちなんだもので、木製の鯉が勢いよく水しぶきを上げる様は勇壮。

  080716_koiyama_01 080716_koiyama_02 080716_koiyama_03

<黒主山> (くろぬしやま)
 謡曲「志賀」にちなみ、大伴黒主が志賀の山桜を仰ぐ姿をあらわしているそうです。

  080716_kuronusiyama_01 080716_kuronusiyama_02

<橋弁慶山> (はしべんけいやま)
 弁慶と牛若丸が五条大橋で戦う姿をあらわしたもの。

  080716_hasibenkeiyama_01 080716_hasibenkeiyama_02

 以上、雨に降られながらも 20の山鉾(全32の内)を見ることができました。
 ただ、事前に予習をすればもと楽しく、そして理解しながら見ることができたのに、と残念に思うと共に、また見たい、と思いました。
 また、特に山に関しては巡行の際にご神体等を飾りつけるため、いわば中途半端な形でしか見ることができていないのが残念で、山鉾巡行もぜひとも行ってみたいです。

 この祇園祭の宵山のときには、同時に屏風祭が行われていて、屏風や鎧、小袖など諸道具を飾り、表の格子を外して「ハレ」のしつらえにする町家があります。
 これも京都ならでは、という感じでとても風情があっていいですね。

  080716_byoubumaturi_01 080716_byoubumaturi_02 080716_byoubumaturi_03_2
  新町通六角下ルにある「吉田家」 とてもモダンでいながら荘厳なイメージがあります

 そして、北観音山と南観音山の間にあるワインバー(名前を忘れてしまいました)でちょっと一休み。
 ワインとオードブルでのほほんと外を見ながらくつろいでました。

  080716_winebar_01 店内の様子 080716_winebar_02 080716_winebar_03

 6時を過ぎると四条通と烏丸通は歩行者天国に。
 なかなか見られない光景ですが、ちょうど私たちは6時過ぎに四条通から離れて京都を後にしたので、混雑にあわずに宵山を時間をすごしました。

  080716_hokoushatengoku_01 080716_hokoushatengoku_02 080716_hokoushatengoku_03
  烏丸通(左)、四条烏丸交差点から東(中央)、四条烏丸交差点から西(右)
  080716_hokoushatengoku_04_2 080716_hokoushatengoku_05_2 

 今度はぜひ山鉾巡行を見たい!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月19日 (土)

喫茶「六花」

 南禅寺をあとにして、再び知恩院方面に向かう。
 三条通から白川沿いの柳並木の通りへ・・・、なかなか風情のある通りです。
 川に架かる橋もかわいい。

  080419_sirakawa_01 080419_sirakawa_02 柳が風に揺れる様がなんとも言えず優雅です

 そして最後の目的地、喫茶「六花」に到着。
 小林由枝さん著「京都でのんびり」を見て行くことに決めたのですが、見過ごしてしまいそうな感じ。
 でも、看板の感じなど、ちょっとアートな雰囲気も・・・・。

  080419_rokka_01 080419_rokka_02 080419_rokka_03

 お店に入ると、お客様が4組ほどいらっしゃっていました。
 窓際の席に座り、MENUをチェック・・・・・。

 このお店のコーヒーは京都では知る人ぞ知る美山町のオオヤコーヒーの豆を使用。
 また、自家栽培の野菜を使用し手いるそうです。
 今回は、歩き疲れたこともあってコーヒーを飲みながらゆっくりしたい気分だったので、シンプルにホットコーヒーをオーダー。
 今までに飲んだことのなかった味でしたが、香りがしっかりしているのとスッキリとしたあと味が印象的。

  080419_rokka_05 080419_rokka_04

 どこがどうって感じでもないのですが、とてもほっこりとした落ち着いた雰囲気でゆっくりできるお店です。
 落ち着くのはインテリアや狭苦しくないちょっとゆったりした空間のせいかも。
 近所にこんな喫茶店があったらいいのになあ、と思いながら・・・・・、また行こう、と。

 お店を出て、白川沿いに歩きながら四条河原町まで歩き、帰途に着きました。
 本当に桜に魅せられた、桜三昧の一日でした。

  080419_aosagi 桜と青サギ(祇園白川付近)

(おわり)

■喫茶「六花」
   住   所 : 京都府京都市東区白川筋三条下ル3丁目唐戸鼻町562-1
   電   話 : 075-541-3631
   営業 時間 : (平   日) 9:00 ~ 18:00
            (日・祝日)11:00 ~ 18:00
   定  休 日 : 水曜日

                              ※2008年4月現在

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月18日 (金)

知恩院~蹴上~南禅寺(京都 桜散策080403 その4)

 円山公園をあとにして、知恩院へ。
 知恩院の桜も満開でした。
 特に三門周辺の桜は建造物とマッチしてとてもきれいでした。

  080418_chionin_amidadou 080418_chionin_tahoutou
   ↑ 阿弥陀堂(左)と多宝塔(右)
  080418_chionin_sanmon_01 080418_chionin_sanmon_02 三門
  080418_chionin_sanmon_03 080418_chionin_sanmon_04 080418_chionin_sanmon_05 080418_chionin_sanmon_06

 次に向かったのは蹴上
 ここは蹴上インクライン(傾斜鉄道)で有名ですが、付近にはレンガ造りの発電所やインクラインの下をくぐるレンガのトンネルアーチなど昔を物語る建造物や、さらには琵琶湖疎水など、語り出せばきりがない。
 京都の水運の歴史を語り継ぐこのインクラインを歩けば、廃線跡を歩くようなノスタルジーとバラストを踏みしめる心地よさが東山の静寂と木々に染み付いた歴史の深さの中に感じられるそんな素敵な空間で、いつでも足を運びたくなるそんな場所です。ましてや桜のトンネルがあるとなればなお更です。

  080418_keage_01 080418_keage_02
  080418_keage_03 080418_keage_04 080418_keage_10
  080418_keage_05 080418_keage_06_2
  080418_keage_07 080418_keage_08
   ↑ インクラインの下をくぐるレンガのトンネルアーチ入口(左)とトンネルの中で遊ぶ子供(右)
  080418_keage_09 噴水の奥は動物園

 そして南禅寺へ。
 南禅寺は水路閣などがドラマのロケ地としても有名ですが、とても好きな場所です。
 今回は三門や水路閣はもちろん、桜を求めて境内を歩き回りました。

  080418_nanzenji_01 南禅寺駐車場の桜
  080418_nanzenji_03 080418_nanzenji_04
   ↑ 三門(左)と法堂(右)
  080418_nanzenji_02 080418_nanzenji_07 080418_nanzenji_08
   ↑勅使門 屋根部分(左)、水路閣(中)と水路閣の上の水路(右)
  080418_nanzenji_05 080418_nanzenji_06
  080418_nanzenji_09 080418_nanzenji_10 080418_nanzenji_11
  080418_nanzenji_12_2 080418_nanzenji_13 南禅僧堂の門と桜

 今回は哲学の道まで進むことなく、南禅寺まで。
 そして最後の目的地へと、再び知恩院方面へと戻っていきました。

(つづく)
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月17日 (木)

京寿司「いづ重」と「祇園饅頭」(京都 桜散策080403 その3)

 円山公園ではあちこちに弁当を広げたり、グループで宴会をしている姿が・・・・・。
 ということで、私たちも場所を見つけて、昼食をとることにしました。

 実は円山公園に来る前に、八坂神社前の京寿司「いづ重」に寄ってきたのです。
 「いづ重」は、明治末年に初代重吉が奉公先の「いづう」から暖簾分けを許され、祇園石段下で創業した京風寿司の名店。

 本来ならば、鯖寿司!、と言うところですが、今回は上箱寿司(2個)と粟麩寿司をオーダーしました。

 上箱寿司は、約15センチ四方の箱の中に、鯛、海老、とり貝、たまごの4種類の押し寿司が碁盤の目のように入っています。
 彩りもいいし、もちろん味もいい!
 そして押し寿司なので量的にも多めです。

  080417_iduju_01 上箱寿司・・・彩りが鮮やかで見て、食べる楽しみがあります

 粟麩寿司は、京都ならでは、と言う感じ。
 食感が今までにない寿司で、味は素朴ですがなかなか病み付きになりそうです。

  080417_iduju_02 粟麩寿司・・・食感がたまりません!

 実はオーダーしたものの出来上がりを待っている間、入口にある調理場の前にいましたが、ご主人(まだ結構若手です)の小気味よい京言葉と声がなかなかいい感じでした。
 また鯖寿司は、「切られていないのでは・・・?」という懸念があったのであえてはずしたのですが、後で伺ってみると1本と1/2本があって、1/2本のほうは切ってある、とのこと。
 次回はぜひともトライです!

 そして、デザートは・・・・・。
 前にもご紹介したことがありますが、京都・南座の横にある「祇園饅頭」で買ってきました。
 私は味噌餡の柏餅とうぐいす餅(だったっけ?)、奥さんが桜餅と3色団子をチョイス。

  080417_gionmanju_01 080417_gionmanju_03 

 上品な甘さでやっぱりおいしい!
 味噌餡の柏餅は初めてでしたが、正直なところ初めてではない感じで、甘さと塩分がいい加減のおいしさでした。

 こうやって、お店で食べるのではなくて、買ってきて外で食べるのもいいですね、特にこの季節は。

(つづく)

■京寿司「いづ重」
   住   所 : 京都府京都市東山区祇園町北側292
   電   話 : 075-561-0019
   営業 時間 : 11:30 ~ 20:00
   定  休 日 : 水曜日(祝日の場合 営業、翌日休み)

                              ※2008年3月現在

■「祇園饅頭」
   住   所 : 京都市東山区四条通大和大路西入
   電   話 : 075-561-2719
   営業 時間 : 10:00 ~ 20:00
   定  休 日 : 木曜日

                              ※2008年3月現在

| | コメント (0) | トラックバック (0)

円山公園(京都 桜散策080403 その2)

 祇園白川をあとにして、円山公園へ。
 もちろんあの夜桜で有名なしだれ桜をまず第一に目指します。

 とにかくたくさんの人、人、人、・・・・・・。
 桜の周りにはすでにブルーシートが敷かれており、夜の宴会の場所取り状態です。

 しだれ桜はちょうど見頃を迎えており、本当に惚れ惚れするばかりです。
 「祇園しだれ」の名で親しまれているこの桜は、先代の樹齢250年の老樹が惜しまれて枯死したのち、2代目が植樹されていま60年ほど(桜の樹自体は80年)とのこと。
 あちこちでカメラや携帯カメラのシャッターを切る姿があり、“本当に日本人って桜が好きだなあ”、と改めて実感。

  080417_gionsidare_01 「祇園しだれ」
  080417_gionsidare_02 080417_gionsidare_03

 それにしてもビックリしたのが、円山公園の桜の多さ。
 今までこの時期にあえて来ていなかった、ということもありますが、それよりもしだれ桜のところからさらに奥に入ったことがなかったため、公園全体が桜でいっぱいである姿は全く知りませんでした。(ちょっと恥ずかしい・・・・・)

  080417_maruyamakouen_01 080417_maruyamakouen_06
  080417_maruyamakouen_03 080417_maruyamakouen_02
  080417_maruyamakouen_04 080417_maruyamakouen_05 080417_maruyamakouen_07
  080417_maruyamakouen_08 080417_maruyamakouen_09

 でも、本当に素晴らしい!
 十分に桜を、春を満喫することができます。

  080417_maruyamakouen_10 円山公園内にある坂本竜馬と中岡慎太郎の銅像

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月16日 (水)

祇園白川(京都 桜散策080403 その1)

 今はもうすでにほとんどが葉桜になっていますが、先日“予告編”としてアップしたように今年は4月第1週が桜の見頃でした。
 本当に桜を堪能できたわけですが、もう一度振り返ってみたいと思います。

 4月3日(木)、休みだったこの日、京都・高島屋に用事があったので奥さんと二人で出かけました。

 がしかし、ガ~~ン!!

 詳しくは申し上げませんが、本当に一瞬時間が止まったような、呆気にとられた・・・、そんな出来事がありました。

 そして、何事もなかったかのように、京都の街へと桜散策に出かけたのでした。

 まず、第一の目的地に向かう前にちょっと寄り道して祇園白川へ。
 ここは秋にたまたま通りかかった人に教えてもらった場所。
 (とは言っても、京都でテレビによく登場する場所ですが)

 しかし、寄り道して正解でした!
 京都らしい町並みの中に咲く桜が、ほんとうに素晴らしかったです。

  080416_sirakawa_01 080416_sirakawa_02 080416_sirakawa_12 白川と桜
  080416_sirakawa_04 080416_sirakawa_08
  080416_sirakawa_11 080416_sirakawa_09 080416_sirakawa_10
  080416_sirakawa_06 080416_sirakawa_07   080416_sirakawa_03 桜のトンネル
  080416_sirakawa_05 吉井勇歌碑と桜

| | コメント (0) | トラックバック (0)