「グッドナイト スリイプタイト」
もうすでに公演が終わってしまったのですが、
先日(15日) 三谷幸喜 最新作の 「グッドナイト スリイプタイト」(HP) を見てきました。
会場は新しくできたサンケイホールブリーゼ。
初めてのホールですが、もちろんのこと新しく、そしてロビー等は白を基調にしているので、とても明るい印象です。
今回は2階席ですが、ロビーからエレベーターで上がりました。
そして中に入ると、一転黒を基調にしています。
かなり客席部分は傾斜があり、ステージを上から見下ろすような形です。
また、思ったよりもホールはこじんまりとしていて、中ホール程度の大きさでしょうか?
今回の作品は二人舞台。
出演は中井貴一と戸田恵子という組み合わせです。
となれば、三谷作品ということも含めて大いに期待!
もちろん、その期待は裏切られませんでした。
二人の絶妙なテンポと間。
そしてシリアスでもコメディでもどちらでもこなせる演技力。
今回は休憩なしの約2時間10分の舞台でしたが、 “あっという間に終わってしまった” 、そんな感じです。
もちろん、三谷幸喜の演出も抜群!
今や恒例となった開演前の場内アナウンスに始まり、随所に見所満載でした。
舞台中央にセットされた2つのベッドの距離が部屋の大きさや二人の距離感を表していたり、二人の出会ってからの時間をデジタルで表すなどの舞台づくり。
そして、“たろう”と名付けられたペットのカメや、妻が招かれたパーティーで披露するパフォーマンスなどなど・・・・・。
最後にどうしても紹介しておきたいのが、音楽、というか舞台袖に陣取った4人の音楽担当です。
管鍵”樂団!?(かんげんがくだん)というフルート、オーボエ、クラリネットとピアノによる音楽ユニットですが、この4人が舞台に与える影響は音楽だけにとどまらず、さまざまな関わり方をしています。
この4人なくしては語れない、そんな気もします。
後で確認すすと、ユニットの紅一点のピアノを担当する荻野清子さんは、前回の「コンフィダント・絆」や映画「ザ・マジックアワー」の音楽を担当されていたそうです。
内容的に夫婦の話なので、身につまされる場面やせりふが多々あり、ちょっとへこみ加減にもなったのも事実です。
それでも舞台を観終わっては、スッキリした気分になっていました。
終演後、ロビーでパンフレットを買うために並んでいると、パンフレットの横には“限定”と書かれた“おやすみセット”が・・・・・。
おもわず買っちゃいました!
(左)“おやすみセット”(Tシャツ、アイマスク、耳栓、サントラCD)
(右)サントラCDには三谷幸喜・中井貴一・戸田恵子のサイン入り
そしてパンフレットも買いました
また行きたい! 三谷幸喜舞台でした。
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