映画「三本木農業高校、馬術部」
映画を観てきました。
「三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~」 (公式HP)
この映画のことは実は春から知っていて、音楽を担当した押尾コータローさんからコンサートのときに聞いていたのですが、とても楽しみにしていた映画でした。(10月4日 公開)
もう率直に、ストレートに “感動した!” の一言です。
正直言って、途中から涙が止まらなくなって、そして身体が震えてくるのを懸命に抑えていました。(ちょっと恥ずかしいですが・・・・)
とにかく実話を元にした物語、というよりもドキュメンタリー、という感じで、やはり作り話ではない分、ストーリーに重みがあり、胸にグッとくるものがありました。
もともと涙腺が弱い方なのかもしれませんが(たぶん、イヤ ぜったい)、本当に感動が止まらず、涙でボロボロになってました。
特にやはり最後のコスモと香苗の最後の馬術大会や卒業で香苗がコスモの担当者の自分の名前を消して後輩の名前を書くシーンなどは。
主演の長渕文音さんは、皆さんもよく知っている長渕剛さんと志穂美悦子さんの娘さんですが、本当に“うまい”、というよりもなんか彼女自身が “素”でカメラの前にいるような、そんな感じで、本当に良かったです。
そして、柳葉敏郎さん、松方弘樹さん、黒谷友香さんは、いずれもはまり役という感じでした。 本当に皆さんの持ち味が十分に生かされた配役です。
また、馬術部の先輩、同級生や後輩も、とても生き生きとして いい味を出していました。
でも本当にそれぞれが発する言葉が、本当にメッセージとして 胸にジ~ンと伝わってきます。
また乗馬シーンは吹き替えなしで撮られており、タカラコスモスが出産するシーンも柳葉さん、松方さん、黒谷さんが実際に仔馬をとりだすなど、本当に臨場感あふれる映像です。
そして、青森の四季の景色がとても素晴らしいです。
春の桜、夏の緑、秋の稲穂の黄金色の田園、冬の寒さ厳しい雪景色・・・・・。
そして三農から見える山が本当にきれいでした。
人間と動物の心の交流を描いたお話ですが、
“馬によって人間が成長できたり、人によって馬が心を開いたり、ひとつの物語の中で様々なストーリーが織りなされている。観賞後は、純粋な気持ちになれるし、観た人と感動を共有できる映画です。”(黒谷友香さんのコメント より)、本当にみんなに、多くの人に、そして若い人たちに見てほしい映画でした。
本当に感動をありがとう!
実話の香苗さんと顧問の先生が、ほかの方の役で出演されていたのを 帰ってからパンフレットを見て知りました。
そして帰りには押尾コータローさんのCDを買いました。 この映画のサントラ盤つきです。
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