徳沢、明神池へ<前半> (上高地紀行 0809 その2)
今回の2泊3日の旅では、次のように大きくプラン組みしました。
1日目・・・上高地到着が3時過ぎのため、到着後はゆっくりする
2日目・・・ロングコースのトレッキング
3日目・・・ショートコースのトレッキングののち、帰路へ
ということで、2日目(9月8日)はちょっと頑張って歩くことにしました。
2日目のコースは・・・・・。
ホテル ⇒ 河童橋 =(梓川左岸)⇒ 明神館 =(梓川左岸)⇒
徳沢 ⇒ 新村橋 (折り返し) ⇒ 徳沢 =(梓川左岸)⇒
明神館 ⇒ 明神池 =(梓川右岸)⇒ 河童橋
※ 約15km 4時間半(休憩なしで)のコースです
朝9時前にホテルを出て、まずは河童橋から穂高を望みます。
が、この日もまだ雲がかかっていてふもと部分しか見ることができません。(残念!)
ということで、早速まずは明神館を目指して歩くことにしました。
道はほとんどアップダウンはなく、とても歩きやすい道です。
木々に囲まれた中を歩き、鳥たちの鳴き声を聞いたり、時折梓川のほとりに出てきたりしながら歩きます。
森の木々の中を歩き・・・
道のすぐそばには清流が・・・・・ 岩魚が泳いでいることもしばしば
写真を撮りながらゆっくり歩いて、10時半頃 明神館の前に到着。
ここでトイレ休憩でひと休み。
(左)道標 (中)道標の上には秋の気配が・・・ (右)信州のりんごが疲れをとってくれます
そしてさらに奥の徳沢を目指して歩き始めました。
ここからは、明神館までのコースに比べると歩いている人の数が少なくなります。
途中、とてもお気に入りの場所になったところがありました。
古池 と呼ばれるところで、そんなに大きな池ではありませんが、水はとてもきれい(とにかく上高地の川や池の水は本当に澄んでいます!) で、底から水が湧いているようで、所々ブクブクと水泡が上がってきます。
また、池の中には枯れ木がオブジェのように配置され、そこには苔が生え、何ともいえない趣があります。
そんな中に(おそらく)つがいのカモが2羽おり、仲良く泳いだり、枯れ木の上で羽づくろいをしていたりしています。
おそらくそのまま一日居ても飽きないかもしれません。
と、12時前に徳沢に到着。
ここは昭和9年までは牧場だったそうですが、今ではキャンプのベース地になっており、その横には徳沢が舞台となった井上靖の小説「氷壁」を執筆したという徳澤園があります。
(左)氷壁の宿「徳澤園」 (中)徳澤園の横の食堂にあるストーブ
(右)ここにもありました! でもここのが一番おいしそうでした
昼食を我慢して、今日の折り返し地点の新村橋へ。
新村橋は涸沢や槍ヶ岳等の登山への入り口にもなっているそうです。
徳沢に戻り、徳澤園の食堂で、昼食(山菜そば)をとり、一休み。
再び来た道を引き返し、明神館へと戻ります。
そして14時半頃、明神館前に到着。
歩いている間に天候も徐々に回復しているようで、山にかかっていた雲が少しずつなくなっていました。
ひと休みして明神池へと向かいます。
(→右写真)明神館前にある「穂高奥宮」参道の案内
※ このブログの写真はほとんどがクリックすると大きくなります
<前半 終わり>
(つづく)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント