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2008年4月26日 (土)

旅荘 かわぐち(再び宮島へ 0804 その3)

 今回、宿として選んだのは「旅荘 かわぐち」(HP)

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 前回訪れた際に、外観と町家通りの西の端にある立地が気に入っていたこと。
 そして今回は夕食が不要だったことがあり、ホームページを見て迷わず選びました。
 なんと言ってもリーズナブルです!

 宮島に着いてひとまず大鳥居を見てから、早速チェックインに。
 玄関の戸を開けると、広いわけではありませんが和風で落ち着いたロビーが。
 そして部屋に到着。

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 今回の部屋は、2間続きの「青磁」の間
 2間ともに町家通り沿いにあり、寝室とくつろぐ部屋に使い分けもできます。

 宿は、1階にロビーと食堂、風呂があり、2階が7部屋ある客室。
 そして3階に望楼があり、ここから五重塔が望めるのですが、ここがなかなかすばらしい!
 雑誌や本が置いてあるので、ここでゆっくり過ごすこともできます。(飲食物の持ち込みも可能だそうです)

  080426_bourou_01 080426_bourou_02 望楼内部
  望楼から望む五重塔↓
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 そして今回、狂言会が夜9時に終わり、宮島内ではほとんどのお店が閉店しているため、私たちはここ「かわぐち」の1階にあるSHOT BAR「伊兵衛」を利用し、ここでハッシュドビーフを食べました。
 実はこのお店はご主人夫妻の娘さんがやっていて、このハッシュドビーフは手作りとのこと。
 ほんと、おいしいですよ。
 娘さんもとても気さくな方でいろいろと音楽のことなど話をしました。

  080426_ehe 「伊兵衛」入口(町家通りから入れます もちろん「かわぐち」館内からも)

 そして朝食は肩に余計な力が入らず、スッと入り込める朝ごはんです。
 食堂横の中庭も気分が落ち着くし、部屋全体もなんか懐かしい気がして落ち着きます。

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  食堂内部(左)と中庭(右)

 外国の方の利用も多く、リピーターの方や口コミで来られる方が国内外を問わず多いようです。

 本当にすごく気に入ってしまいました。
 多分、次回も宿泊したい(空いていれば、ですが・・・)、定番にしたい宿です。

(つづく)

■「旅荘 かわぐち」
   住   所 : 広島県廿日市市宮島町469
   電   話 : 0829-44-0018
   設   備 : 客室:7室
   チェックイン  : PM3:00
   チェックアウト : AM10:00
   ホームページ  : http://www4.ocn.ne.jp/~kawaguti/index.htm

                              ※2008年4月現在

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2008年4月23日 (水)

あなごめし弁当(再び宮島へ 0804 その2)

 今回の宮島行きも車で宮島口へ。
 前回のような大渋滞はほとんどなく、ただ宮島口の市営駐車場は満車だったので、前回同様 駅の北側の駐車場を利用しました。

 着いたのが2時過ぎだったので、到着後すぐさま昼食を手配。
 今回は、宮島の“あなごめし”と言えばここ!、の「うえの」(HP) へ。

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 時間が時間ということもあり、弁当のみの販売、とのこと。
 2人分をオーダーして、待合場所へ。
 創業明治34年、ということで待合室も歴史を感じる空間で、とても落ち着きます。

 10分少々待って弁当を受け取り、そのままフェリーへ。
 フェリーは今回は大鳥居の前を通るのでJRを選択。
 そしてお楽しみのランチタ~イム!

 包みをほどいてあけたとたん、唾がゴクリッ!
 あなごとタレのにおいが鼻先をくすぐります。
 暖かかった証拠に、折りの箱が湾曲して・・・・・。

 うまい~っ!

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 本当に絶品です。
 正直なところ前回食べたのとは比べ物にならないくらい・・・。
 さすが、100年以上の歴史を持つ老舗の味です。
 
 フェリーに乗っている約15分間にビールを飲みながらペロッと食べてしまいました。
 これからは宮島旅行の定番になりそうです。
 まあ、今度はできればお店で食べたいなあ、白焼きと一緒に・・・・・。

 なお、包み紙は何パターンかあるようで、それぞれ昔の駅弁の包み紙を復刻させたものだそうです。

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  左は大正11年12月、右は大正12年2月に使用されたものを復刻したもの

(つづく)

■駅弁 あなごめし「うえの」
   住   所 : 広島県廿日市市宮島口1-5-11
   電   話 : 0829-56-0006
   営業 時間 : 10:00 ~ 19:00(弁当は 9:00~)
   定  休 日 : 無休(水曜日は弁当販売のみ)
   ホームページ : http://www.anagomeshi.com/

                              ※2008年4月現在

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2008年4月21日 (月)

宮島・厳島神社 奉納狂言会(再び宮島へ 0804 その1)

 昨年11月に宮島に行って感動して虜になって約5ヶ月。
 再び宮島に行く機会を得、昨日夜に帰ってきました!

 『宮島・厳島神社 奉納狂言会』です。 (4月19日)
 茂山狂言会が主催しているものですが、実は今年の1月に茂山狂言の初笑いを見てからちょっと狂言にはまってます。
 まあ、茂山宗彦・逸平兄弟茂山童司の若手に関してはテレビ等で何度か見ていたので興味を持って見ていたのですが、狂言を見たのは1月が初めてでした。
 で、そのときの配布物に今回の告知があったので早速予約し、今回の宮島1泊旅行になったわけです。

 18時半 開場(19時 開演)、と言うことだったので18時ごろに厳島神社の辺りにいれば十分だろう、と高をくくっていましたが、17時40分すぎに前を通ると長蛇の列が・・・・。
 あわてて最後尾に並びました。
 その後も列が伸びる、伸びる・・・・・。 おそらく参道の入口の狛犬のあたりまで並んでいたのではないでしょうか。 (いったい何人集まったのでしょうか・・・・・?)
 地元・広島の方はもちろん、大阪、福岡などあちこちから集まっているようです。 (私も兵庫ですが)

 待つこと約45分。
 その間に陽もほとんど沈んで雲の間に隠れ、風もあって結構寒さに震える中、ようやく入場。
 なんと、もぎりには茂山逸平君と鈴木実さんが。

  080421_yuuhi 沈み行く夕日と大鳥居

 狂言が演じられるのは、厳島神社の本殿の西側にある能舞台。
 そして回廊には椅子席が、その前には桟敷席が作られており、私たちは桟敷席の舞台に向かって右側に陣取りました。

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  080421_kyougen_03 能舞台とライトアップされて海に浮かぶ大鳥居

 今回演じられたのは、「三番三(さんばそう)」「渡し聟(むこ)」「細雪」「仁王」の4つ。

 「三番三」は、能楽の中で狂言師が演じるものだということで、なかなかスッと理解することは難しいものでした。
 演じられた後、そのときに使用した鈴が神社に奉納されました。

 「渡し聟」は、昔厳島神社の狂言師が残した約170の台本の中から今回復元させて、少し現代風にアレンジしたもの。
 これは客席のみんなでお腹を抱えて笑いました。
 狂言ならではの楽しさがあり、本当に面白かったです。

 「細雪」は、人間国宝の茂山千作氏の独吟。
 1月の初笑いでは「福の神」を演じられて、福の神そのままのお姿でしたが、今回は独吟ということで、少々足腰が心配でした。

 最後の「仁王」は、これも客席みんなで笑いました。
 立衆たちの仁王様にお願いをするその内容が本当に面白い。 今回の会のための特別バージョンです。
 本当に思い切り笑えました。

 この4つの演目の間に、休憩時間には逸平君が客席に入ってファンサービスをしたり、千之丞さんが演目の説明(その間にもしっかりと笑わせてくれました)をしてくれたりと、至れり尽くせりでした。

 NHKの朝ドラでモッピー(茂山宗彦)が出演し、茂山狂言も人気沸騰中!
 若い女性が多く見られましたが、年齢層は幅広いです。
 ただし、今回の奉納狂言会にはモッピーも童司も来ていません。(残念)

 でも本当に楽しい時間を過ごすことができ、夜の寒さも忘れ(そうにな)るぐらいでした。
 さて、次回はいつの舞台を観ようかな・・・?。
 SOJAクラブに入ろう!

(つづく)

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2008年4月19日 (土)

喫茶「六花」

 南禅寺をあとにして、再び知恩院方面に向かう。
 三条通から白川沿いの柳並木の通りへ・・・、なかなか風情のある通りです。
 川に架かる橋もかわいい。

  080419_sirakawa_01 080419_sirakawa_02 柳が風に揺れる様がなんとも言えず優雅です

 そして最後の目的地、喫茶「六花」に到着。
 小林由枝さん著「京都でのんびり」を見て行くことに決めたのですが、見過ごしてしまいそうな感じ。
 でも、看板の感じなど、ちょっとアートな雰囲気も・・・・。

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 お店に入ると、お客様が4組ほどいらっしゃっていました。
 窓際の席に座り、MENUをチェック・・・・・。

 このお店のコーヒーは京都では知る人ぞ知る美山町のオオヤコーヒーの豆を使用。
 また、自家栽培の野菜を使用し手いるそうです。
 今回は、歩き疲れたこともあってコーヒーを飲みながらゆっくりしたい気分だったので、シンプルにホットコーヒーをオーダー。
 今までに飲んだことのなかった味でしたが、香りがしっかりしているのとスッキリとしたあと味が印象的。

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 どこがどうって感じでもないのですが、とてもほっこりとした落ち着いた雰囲気でゆっくりできるお店です。
 落ち着くのはインテリアや狭苦しくないちょっとゆったりした空間のせいかも。
 近所にこんな喫茶店があったらいいのになあ、と思いながら・・・・・、また行こう、と。

 お店を出て、白川沿いに歩きながら四条河原町まで歩き、帰途に着きました。
 本当に桜に魅せられた、桜三昧の一日でした。

  080419_aosagi 桜と青サギ(祇園白川付近)

(おわり)

■喫茶「六花」
   住   所 : 京都府京都市東区白川筋三条下ル3丁目唐戸鼻町562-1
   電   話 : 075-541-3631
   営業 時間 : (平   日) 9:00 ~ 18:00
            (日・祝日)11:00 ~ 18:00
   定  休 日 : 水曜日

                              ※2008年4月現在

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2008年4月18日 (金)

知恩院~蹴上~南禅寺(京都 桜散策080403 その4)

 円山公園をあとにして、知恩院へ。
 知恩院の桜も満開でした。
 特に三門周辺の桜は建造物とマッチしてとてもきれいでした。

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   ↑ 阿弥陀堂(左)と多宝塔(右)
  080418_chionin_sanmon_01 080418_chionin_sanmon_02 三門
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 次に向かったのは蹴上
 ここは蹴上インクライン(傾斜鉄道)で有名ですが、付近にはレンガ造りの発電所やインクラインの下をくぐるレンガのトンネルアーチなど昔を物語る建造物や、さらには琵琶湖疎水など、語り出せばきりがない。
 京都の水運の歴史を語り継ぐこのインクラインを歩けば、廃線跡を歩くようなノスタルジーとバラストを踏みしめる心地よさが東山の静寂と木々に染み付いた歴史の深さの中に感じられるそんな素敵な空間で、いつでも足を運びたくなるそんな場所です。ましてや桜のトンネルがあるとなればなお更です。

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  080418_keage_03 080418_keage_04 080418_keage_10
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   ↑ インクラインの下をくぐるレンガのトンネルアーチ入口(左)とトンネルの中で遊ぶ子供(右)
  080418_keage_09 噴水の奥は動物園

 そして南禅寺へ。
 南禅寺は水路閣などがドラマのロケ地としても有名ですが、とても好きな場所です。
 今回は三門や水路閣はもちろん、桜を求めて境内を歩き回りました。

  080418_nanzenji_01 南禅寺駐車場の桜
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   ↑ 三門(左)と法堂(右)
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   ↑勅使門 屋根部分(左)、水路閣(中)と水路閣の上の水路(右)
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  080418_nanzenji_12_2 080418_nanzenji_13 南禅僧堂の門と桜

 今回は哲学の道まで進むことなく、南禅寺まで。
 そして最後の目的地へと、再び知恩院方面へと戻っていきました。

(つづく)
 

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2008年4月17日 (木)

京寿司「いづ重」と「祇園饅頭」(京都 桜散策080403 その3)

 円山公園ではあちこちに弁当を広げたり、グループで宴会をしている姿が・・・・・。
 ということで、私たちも場所を見つけて、昼食をとることにしました。

 実は円山公園に来る前に、八坂神社前の京寿司「いづ重」に寄ってきたのです。
 「いづ重」は、明治末年に初代重吉が奉公先の「いづう」から暖簾分けを許され、祇園石段下で創業した京風寿司の名店。

 本来ならば、鯖寿司!、と言うところですが、今回は上箱寿司(2個)と粟麩寿司をオーダーしました。

 上箱寿司は、約15センチ四方の箱の中に、鯛、海老、とり貝、たまごの4種類の押し寿司が碁盤の目のように入っています。
 彩りもいいし、もちろん味もいい!
 そして押し寿司なので量的にも多めです。

  080417_iduju_01 上箱寿司・・・彩りが鮮やかで見て、食べる楽しみがあります

 粟麩寿司は、京都ならでは、と言う感じ。
 食感が今までにない寿司で、味は素朴ですがなかなか病み付きになりそうです。

  080417_iduju_02 粟麩寿司・・・食感がたまりません!

 実はオーダーしたものの出来上がりを待っている間、入口にある調理場の前にいましたが、ご主人(まだ結構若手です)の小気味よい京言葉と声がなかなかいい感じでした。
 また鯖寿司は、「切られていないのでは・・・?」という懸念があったのであえてはずしたのですが、後で伺ってみると1本と1/2本があって、1/2本のほうは切ってある、とのこと。
 次回はぜひともトライです!

 そして、デザートは・・・・・。
 前にもご紹介したことがありますが、京都・南座の横にある「祇園饅頭」で買ってきました。
 私は味噌餡の柏餅とうぐいす餅(だったっけ?)、奥さんが桜餅と3色団子をチョイス。

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 上品な甘さでやっぱりおいしい!
 味噌餡の柏餅は初めてでしたが、正直なところ初めてではない感じで、甘さと塩分がいい加減のおいしさでした。

 こうやって、お店で食べるのではなくて、買ってきて外で食べるのもいいですね、特にこの季節は。

(つづく)

■京寿司「いづ重」
   住   所 : 京都府京都市東山区祇園町北側292
   電   話 : 075-561-0019
   営業 時間 : 11:30 ~ 20:00
   定  休 日 : 水曜日(祝日の場合 営業、翌日休み)

                              ※2008年3月現在

■「祇園饅頭」
   住   所 : 京都市東山区四条通大和大路西入
   電   話 : 075-561-2719
   営業 時間 : 10:00 ~ 20:00
   定  休 日 : 木曜日

                              ※2008年3月現在

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円山公園(京都 桜散策080403 その2)

 祇園白川をあとにして、円山公園へ。
 もちろんあの夜桜で有名なしだれ桜をまず第一に目指します。

 とにかくたくさんの人、人、人、・・・・・・。
 桜の周りにはすでにブルーシートが敷かれており、夜の宴会の場所取り状態です。

 しだれ桜はちょうど見頃を迎えており、本当に惚れ惚れするばかりです。
 「祇園しだれ」の名で親しまれているこの桜は、先代の樹齢250年の老樹が惜しまれて枯死したのち、2代目が植樹されていま60年ほど(桜の樹自体は80年)とのこと。
 あちこちでカメラや携帯カメラのシャッターを切る姿があり、“本当に日本人って桜が好きだなあ”、と改めて実感。

  080417_gionsidare_01 「祇園しだれ」
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 それにしてもビックリしたのが、円山公園の桜の多さ。
 今までこの時期にあえて来ていなかった、ということもありますが、それよりもしだれ桜のところからさらに奥に入ったことがなかったため、公園全体が桜でいっぱいである姿は全く知りませんでした。(ちょっと恥ずかしい・・・・・)

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 でも、本当に素晴らしい!
 十分に桜を、春を満喫することができます。

  080417_maruyamakouen_10 円山公園内にある坂本竜馬と中岡慎太郎の銅像

(つづく)

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2008年4月16日 (水)

祇園白川(京都 桜散策080403 その1)

 今はもうすでにほとんどが葉桜になっていますが、先日“予告編”としてアップしたように今年は4月第1週が桜の見頃でした。
 本当に桜を堪能できたわけですが、もう一度振り返ってみたいと思います。

 4月3日(木)、休みだったこの日、京都・高島屋に用事があったので奥さんと二人で出かけました。

 がしかし、ガ~~ン!!

 詳しくは申し上げませんが、本当に一瞬時間が止まったような、呆気にとられた・・・、そんな出来事がありました。

 そして、何事もなかったかのように、京都の街へと桜散策に出かけたのでした。

 まず、第一の目的地に向かう前にちょっと寄り道して祇園白川へ。
 ここは秋にたまたま通りかかった人に教えてもらった場所。
 (とは言っても、京都でテレビによく登場する場所ですが)

 しかし、寄り道して正解でした!
 京都らしい町並みの中に咲く桜が、ほんとうに素晴らしかったです。

  080416_sirakawa_01 080416_sirakawa_02 080416_sirakawa_12 白川と桜
  080416_sirakawa_04 080416_sirakawa_08
  080416_sirakawa_11 080416_sirakawa_09 080416_sirakawa_10
  080416_sirakawa_06 080416_sirakawa_07   080416_sirakawa_03 桜のトンネル
  080416_sirakawa_05 吉井勇歌碑と桜

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2008年4月15日 (火)

浅草~銀座、そして帰路へ(江戸の旅0803 その6)

 「フジキッチン」を出て、再び仲見世通りへ。
 そして、人の波に飲まれながら、人形焼などの土産物を物色。

 そんな中、ちょっと気に入ったお店は・・・。
080415_baien まずは、「フジキッチン」の前の通りを伝法院の方に進んだところにある和菓子店「梅園」

 ここは創業安政元年(1854年)の老舗。
 当時、浅草寺の塔頭の一員だった梅園院(ばいおんいん)の一隅を借り受けて茶店を開いたのが始まりだそうです。梅園院には梅の木が多くあり、屋号「梅園」もそのゆかり。
 初代は元祖粟ぜんざいで評判をとり浅草名物となり、以後甘味専門の店として知られ、文豪永井荷風の名作「踊子」にも出ているそうです。

 ぜんざいや白玉にも惹かれましたが、ここでは大福などを買って帰りました。

 そして、雷門の真横にある和紙の店「黒田屋本店」
 オリジナルの便箋や絵はがきのほか、和紙や千代紙、祝儀袋、カレンダーなどもあります。また、おひなさま、五月人形、風鈴、扇子、干支商品など季節商品も豊富です。
 とてもたくさんのものがあるので探し出す楽しみがあります。
 外国人の方へのお土産などにも最適。

  080415_kurodaya_2

 あと、今回は定休日だったために、お店を見ることはできませんでしたが、手ぬぐいの店「ふじ屋」
 ここは、毎年のようにうめだ阪急で催事で出店されてます。(以前はお盆に1階でされていましたが、今は7階でされているようです)
 手ぬぐいの柄にはそれぞれ意味があって、なかなか粋なもんですよ。

 そして浅草を離れ、銀座へ。
 銀座では特にあてもなくいろんな店をのぞいて過ごしました。
 そう言えば・・・、銀座三越で「ムーミンの世界」展をしていて、奥さんはとても喜んでました。

  080415_de_beers 翌日のオープン前にプレス向け内覧会で周辺は大勢の人が・・・「デビアス」銀座店

 あとは丸の内をブラブラして、新幹線までの時間を過ごして帰路へとついたのでした。

(終わり)

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2008年4月14日 (月)

シチューの店「フジキッチン」(江戸の旅0803 その5)

 浅草でのランチで選んだのは「フジキッチン」
 仲見世通りの1筋裏の通りにあり、戦後から開いている店で60年を経ているそうです。

  080414_fuji_01 080414_fuji_02_2

 お店に入ったのは12時半過ぎ。
 オレンジ色の看板がよく目立っています。
 中に入ると、テーブル席が4つと、カウンター席が5席ほどの小さなお店です。
 カウンターの外に上品な年配の奥さんと、カウンター内に女性(姉妹?)がいて、奥に料理人の旦那さんの3人で切り盛りしています。

 テーブル席が一杯だったので、とりあえずカウンター席に案内してもらいました。

 そして、二人でビーフシチュー(奥さん)とタンシチュー(私)をオーダー。
 パンかライスを選ぶときにお腹がすいていたので二人ともライスをチョイス。
 さらにグラスワインをオーダーしました。

 待っている間に奥の旦那さんの働く姿をのぞいていましたが、そうこうする内に一番奥のテーブル席が空いたのでそちらに移りました。

 そして改めて店内をぐるっと見渡します・・・・。
 本当に小さなお店ですが、歴史が感じられ、昔ながらの・・・と言う感じ。

  080414_cat 猫のナイフレスト

 そして、お待ちかねのシチューが登場!
 お・い・し・そーっ!

  080414_tan タンシチュー
  080414_beef ビーフシチュー

 タンシチューはタンは勿論のことやわらかく、そしてデミグラスソースがおいしいっ!
 デミグラスソースのバランスがとてもよく、酸味を抑えながら甘さが強いわけでもなく、でも濃厚で旨味がしっかり出ている、と言う感じ。

 奥さんのビーフシチューもちょっといただきましたが、こちらは和牛のバラ肉を約1週間煮込んでいるそうで、こちらも本当にやわらかくておいしいです。 (ただ、全部食べると若干胸焼けするかも。 タンシチューのほうが私は好きです。)

 そして、二人で悔やんだのは、ライスではなくてパンにすべきだったこと。
 デミグラスソースがおいしかっただけに、このソースをパンで全部残らず食べたかった・・・・。

 とにもかくにも、本当に満足してお店をでて、再び喧騒の中へ。

(つづく)

■シチューの店「フジキッチン」
   住   所 : 東京都台東区浅草1-20-2
   電   話 : 03-3841-6531
   営業 時間 : [月~土] 12:00~15:00 17:30~20:15
            [日・祝] 16:30~20:00
   定  休 日 : 水曜日

                              ※2008年3月現在

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2008年4月 7日 (月)

浅草寺(江戸の旅0803 その4)

 江戸の旅 2日目は、浅草へ。
 私自身も仕事で来て以来だから10数年ぶりになります。
 この日(3月27日)は春休みである上に、天気もよく、また桜祭りが開催されていたこともあり、浅草はたくさんの人で賑わっていました。

 まずはやはり、雷門
 浅草寺の山門です。(正式名称は「風雷神門」だそうです)

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 そして雷門をくぐり、仲見世へ。
 本当に人が多くて、なかなか左右のお店を見る余裕もありません。
 人形焼の店とその他の土産物屋がほとんど。

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  080407_ningyouyaki 仲見世のお店には機械焼きではなく手焼きの人形焼の実演も

 しばらくすると、左側に大きな桜の木と、浅草寺の本坊である伝法院が現れます。

  080407_denpouin

 さらに進むと宝蔵門が。
 この裏側(本堂側)には大きなわらじが飾られています。
 これは、仁王様の力を表し、「このような大きなわらじを履くものがこの寺を守っている」と魔が去っていく、と言われているそうです。

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  080407_oowaraji 外人さんがスナップを撮っているポーズをちょっと拝借。本当に大きなわらじです

 宝蔵門をくぐった左側に五重塔があります。
 やはり五重塔っていいですね。バランスがよく、とても好きです。

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 そして本堂に。
 本堂のご本尊は観音像です。また、天井には天井画「天人散華の図」があります。

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  080407_tenjouga 本堂の天井画「天人散華の図」  080407_mizuya 水舎の沙竭羅龍王像と天井画

 本堂を出て西側(向かって左側)に都文化財に指定されている六角堂があります。
 入口脇にはピンクの桜がきれいに咲いていました。
 また、すぐそこには日本最古の遊園地「浅草花やしき」(HP)があり、見えるとともに歓声が聞こえてきます。

  080407_rokkakudou 080407_sakurarokkakudou

 また、逆の東側(向かって右側)には浅草神社(重要文化財)があります。
 ここには浅草寺の草創に関わった三人を祭神として祀っており、そのため「三社様」「三社権現」と言われ、有名な「三社祭」(5月17日)はこの神社の例祭です。

  080407_asakusajinja_01 080407_asakusajinja_02

 浅草寺をゆっくり回ったのは今回が初めて。
 下町ならではの活気に満ち溢れ、とても好きな空間です。

 最後に、見ごろだった桜。 そのほかの画像をどうぞ。

  080407_sakura_01 080407_sakura_02 080407_sakura_03 080407_sakura_04

(つづく)

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2008年4月 6日 (日)

ヴィラ フォンテーヌ汐留(江戸の旅0803 その3)

 代官山から渋谷に出て、表参道をブラブラ・・・・・。
 骨董通り界隈や表参道ヒルズ、ポロ ラルフローレン表参道店などを見て回りました。

 そしてこの日宿泊する汐留へ。
 今回の宿に選んだのは、以前東京出張時に利用した「ヴィラ フォンテーヌ汐留」(HP)
 ビジネスホテルながらもグレード感があり、リラックスできる空間が確保されています。
 今回は特別プランを利用してリーズナブルプライスで宿泊できました。

 このホテルを利用するもうひとつの理由が朝食
 特別なメニューがあるわけではありませんが、バイキング形式で十分な朝食が摂れます。(もちろん宿泊費に含まれています)
 パン(数種類あります)、サラダ、卵料理、ソーセージ、スープ、そしてドリンク(コーヒー、紅茶、ミルク、ジュース)というラインナップです。

 そしてもうひとつの理由が便利さ
 利用できる列車が、新橋・汐留という立地のため、JR(山手線、東海道線、京浜東北線)、東京メトロ(銀座線、都営大江戸線、都営浅草線)、ゆりかもめ、といった具合で非常に便利です。
 なおかつ、雨に濡れずに移動できます。

 今回は最上階の10階に宿泊。
 北側の部屋だったので、東京タワーも見ることができ、ラッキー!
 改めてまた利用したいホテルです。

  080406_siodome_01 ホテル入口から見上げる 
  080406_siodome_03 10階からロビーを見下ろす

■ホテル ヴィラ フォンテーヌ 汐留
   住   所 : 東京都港区東新橋1-9-2
   電   話 : 03-3569-2220
   設   備 : 全室 光ファイバー方式接続LAN回線完備
   チェックイン  : PM3:00
   チェックアウト : AM10:00
   ホームページ  : http://www.hvf.jp/

                              ※2008年3月現在

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2008年4月 5日 (土)

代官山へ(江戸の旅0803 その2)

 原美術館をあとにして向かったのは代官山。

 代官山の駅裏にある「ネイティブアメリカンマーケット」を目当てに来たのだが、残念なことにお休み。
 そこで、ちょっと遅めのランチを取ることに。

 向かったのは、「ヒルサイドパントリー代官山」
 ヒルサイドテラスにある焼きたてパンとサンドイッチ、自家焙煎のコーヒー、スタッフおすすめの厳選食材が揃うフーズショップです。
 関西でもあの 石田純一がテレビ番組の中で時々行っている、と紹介していました。

  080405_hillside_pantry_01 店内はゆったり、そしてすっきりとした落ち着いた空間

 もともと「ヒルサイドパントリー ウェスト」に何度か行ったことがあったのですが、本家は初めてでした。
 ランチはセットメニューの中から、スズキをメインにしたセットをチョイス。
 メインに、サラダ、パン(or ライス)がついています。
 味は、なかなかいけます! パンもおいしいです!

  080405_hillside_pantry_02 本日のランチ(休日のビールはうまいっ!

 そして代官山駅付近をブラブラ・・・・・。
 女性に人気の「キャス・キドストン」のお店や、「イルビゾンテ」「ハリウッドランチマーケット」などを見て回りました。

  080405_cath 10年近く前にイギリスの彼女の店で本人に会ったのを懐かしく思い出しました

 そして最後に渋谷駅に向かうのに利用したのは、東急トランセ 代官山循環バス(HP)
 一度乗ってみたかったので、今回初乗りです。
 取り立てて言うほどのものではないと思いますが、なぜか乗ってみたかったんです。
 ビックリしたのはみんな女性のドライバーだそうです。
 ちょっとゆったりした気分で渋谷駅に着きました。

■ヒルサイドパントリー代官山
   住   所 : 東京都渋谷区猿楽町18-12 ヒルサイドテラスG棟B1
   電   話 : 03-3496-6620
   営業 時間 : 10:00 ~ 19:00
   定  休 日 : なし

                              ※2008年3月現在

(つづく)
 

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2008年4月 4日 (金)

京都 桜散策(予告編)

 昨日、京都へ行ってきました。
 桜が満開で、それとともに人、人、人・・・・・の波。

 今回は「江戸の旅」が途中ということもあり、予告編と言う形で簡単にご紹介します。

 まずは祇園白川のあたりを散策。
 弁当を買って、円山公園のしだれ桜を見にいき、そのすばらしさとともに本当に桜がいっぱいの円山公園を弁当を食べながら満喫。
 そして知恩院、さらに蹴上に向かい、琵琶湖疎水インクライン(傾斜鉄道)跡の桜のトンネルを歩いて南禅寺へ。
 ぶらぶらと祇園白川へと戻り、今回の京都桜散策を終えました。

 詳細はまた「江戸の旅」の後にご紹介しようと思いますが、
 本当にどこへ行ってもほとんどが満開の桜でした。
 ちょうど今が見頃です。

 今度の日曜日が下り坂なので、おそらく土曜日までが良い時だと思いました。

 でもやっぱり桜を楽しむ、ってのは日本人なんだなあ、と思うとともに
 日本人でよかった!、と思いました。

 そして京都と桜は本当に ナイスマッチ! ですね。

  080404_gionsirakawa_01 080404_gionsirakawa_02 祇園白川
  080404_maruyamakouen_01 080404_maruyamakouen_02 円山公園
  080404_chionin_01 080404_chionin_02 知恩院
  080404_biwakososui_01 080404_biwakososui_02 インクライン (蹴上~南禅寺)
  080404_nanzenji_01 080404_nanzenji_02 南禅寺

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2008年4月 1日 (火)

御礼! 1万アクセス突破!

 気がつくとナント 1万アクセスを突破!しているではありませんか!!!

 このブログを始めて1年2ヵ月半。
 昨年末から特になかなか記事をアップすることができず、思い悩む日が続いたりしましたが、それでも復活して(そう言いながらもまた半月ほど開いてしまいましたが)、やはり励みになったのはこのアクセス数の増加。
 アクセス数が増えれば増えるほど、「やっぱり がんばろうっ!」と自分に活を入れて書いたりしたものです。

 とはいえ、1万アクセスは通過点に過ぎません。
 これからも日々の気づいたことや、旅行記などなど、思いつくままにかいていこうと思いますので、宜しくお願いします。

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ぎょうざの店「瓢たん」 (元町本店)

 昨日は、秋冬物のクリーニングを出しに神戸へ。

 いつものように神戸大丸の駐車場に車を入れて、三宮・元町をぶらつきます。
 昨日もクリーニングを出した後、お腹がすいたのでいつものように餃子を食べに行きました。

 いつも行くぎょうざの店「瓢たん」は、JR元町駅のすぐそばにお店があります。
 店内はカウンター席のみで8席前後の本当に小さなお店です。
 伺ったところ、昨年で50周年だったとか。

  080401_hyoutan_01 本当に小さなお店です。でもおいしい!!

 いつものように奥さんと二人で餃子を3人前注文。
 神戸特有(?)の味噌だれでいただきます。
 味噌に、にんにくしょうゆ(普通のしょうゆもあります)、酢、ラー油を混ぜてスタンバイ。
 注文してからおばさんが焼いてくれます。

 「瓢たん」の餃子はモチっとした皮とたれの味噌が特徴。
 1つの大きさは大振りで、1人前は8個。

  080401_hyoutan_02 綺麗ではありませんがおいしいことは間違いありません!

 餃子好きの私としては、タイプはまったく違いますが「珉珉」の次に好きな餃子です。
 本当に神戸に来たときには、ぜひとも寄りたいお店です。

  ※なお、お店の方に伺ったのですが、小麦粉の高騰のあおりを受けて、
   4月1日より 1人前が8個から7個になるそうです。
   また、ビールも値上げのために、大瓶はなくして中瓶と小瓶になるそうです。

■ぎょうざの店「瓢たん」 元町本店
   住   所 : 兵庫県神戸市中央区元町通1-11-15
   電   話 : 078-391-0364
   営業 時間 : 11:30 ~ 22:30
   定  休 日 : 不定休

                              ※2008年3月現在

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