厳島神社 大鳥居(初めての宮島 その5)
厳島神社の回廊を出て向かったのは引き潮の干潟に立つ大鳥居。
すでに多くの人たちが集まっていますが、本当に予期していなかった光景にちょっとビックリ状態でした。
夕暮れの中でそびえ立つ大鳥居の本当に真下まで行ける訳ですから、ちょっとした興奮状態です。
干潟に立つ大鳥居をバックに写真を取ることは当然のこと!
下から見上げた姿や、普段は海の中にあって見えない大鳥居の足元など・・・・・、気がつけばシャッターを押している自分。(本当にちょっとした興奮状態です)
そして気がつきました!
厳島神社側と海側で大鳥居の中央に掲げられた額に書かれている文字が違うことを!
神社側は「伊都岐島神社」、海側は「厳嶋神社」と書かれているのです。
神社側は万葉仮名で書かれているそうで、この額の文字はともに有栖川宮熾仁親王の染筆で書かれたものだそうです。
(あとでいろいろと調べてみるとあちこちで書かれていたのですが、下調べをほとんどしていなかったので全く知りませんでした。 その他にも笠木の部分にトリビアの泉(?)があるそうです)
なお、大鳥居は奈良の大仏とほぼ同じ高さの16.8m、重量は約60t。 主柱は樹齢500~600年のクスノキの自然木で作られているとのことですが、なんとこの大鳥居は根元は海底に埋められているわけではなく、鳥居の重みだけで立っているとのことです。
それにしても、この雄大な大鳥居は何度見ても、どこから見ても飽きません。
この存在感、そして荘厳さ、何か引き付けられるものがあり、私の心をつかんだまま離しませんでした。
大鳥居の真ん前に立って見る大鳥居(左)と厳島神社境内(右)
夕暮れ(左)と夕暮れの中に立つ大鳥居(右)
この興奮状態のまま、日も暮れてきたので宿へと向かうことにしました。
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