出石城跡(出石ぶらりある記 その2)
実は、出石町を訪ねるのは今回で2回目。
前回は、それこそ出石そばを食べて、そのまま帰ってしまったのでした。
あれから約5年。
今回は町中を散策してきました!
車を大手前駐車場に入れて、まずは出石城跡へ。
出石城は慶長九年(1604)に小出吉秀によって山頂の城(有子山城)を廃して築かれたもので、一国一城制による但馬唯一の城です。 しかし天守は作られなかったそうです。
出石の町中から見える高い石垣と復元櫓は、この町の象徴ともいうべきもののひとつです。
まず登城門をくぐるとそこには小さな広場があり、その奥に左右に2つあるうちの右側の復元櫓が目の前に現れます。
そして櫓を見上げながら石段を上り、二の丸へ。
さらに、左下から上がってくる赤鳥居の石段を登って本丸へ。
この赤鳥居が場違いのようで、何かアクセントになっていて逆に惹かれます。
赤鳥居に吸い込まれていくような・・・
赤鳥居と櫓の共演
赤鳥居と緑(木・苔)
本丸には仙石公の藩祖、仙石権兵衛秀久を祠る感応殿や、昭和43年に復元した東西隅櫓があり、往時の面影を偲ばせてくれています。
と、ここで感応殿の前に「出石そば発祥の由来」なる石碑があり、本籍地である長野県と縁のある地であることを初めて知りました。
感応殿とその説明札
「出石そば発祥の由来」石碑(クリックすると説明を見ることができます)
復元櫓
そしてさらに上に登ると、最上壇の稲荷郭には城の鎮守稲荷神社を祠っています。
二の丸、本丸、そしてこの稲荷郭からはそれぞれ町並みがよく見え、とてもいい眺めです。
稲荷神社
稲荷郭からの眺望(中央に辰鼓楼)
二の丸からの眺望(左下は旧町役場の車寄せ)
季節によっては桜、紅葉、新緑が楽しめ、それに赤鳥居や櫓、石垣がマッチする、という絶好のスポットだと思いました。
もみじと辰鼓楼(11月にはいればもっと紅葉してきれいになっていたでしょう・・・・)
城前を流れる谷山川の風景
おそらくこれから何度か足を運ぶことになるだろうなぁ・・・・・、と感じつつ町中へ。
(つづく)
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