映画「めがね」
この前の木曜日、久しぶりの休みだったので午前中に疲れから出てきた腰痛のため整骨院へ行き、電気治療とマッサージを受けてきました。 おかげ(?)でここ数日は腰も落ち着いているようです。
そして午後、神戸・三宮へと出かけました。
目的は映画とクリーニング、そして・・・。(あとのお楽しみ)
クリーニングは置いておきまして、目的の映画は「めがね」(HP)。
以前見た「かもめ食堂」のスタッフ等が多数携わって作られた映画です。
監督、出演者などなど。
神戸朝日ビルの地下にあるシネ・リーブル神戸(HP)で見てきました。
14時過ぎの回でしたが、年配の女性の方も多く、ほぼ9割が女性。 年齢層はやや高め、といった感じ。
映画自体は「かもめ食堂」と同様のやんわりとした、そして独特の間、というか時間が流れていきます。
なんといっても、もたいまさこさんの存在感がスゴイ! それこそ彼女が作り出す間(時間)が全体を作りだしているようにも思えます。(「かもめ食堂」のときもそうでした)
そして主役の小林聡美さんはもちろん、市川実日子、光石研、加瀬亮とそれぞれがみんな独特の世界を持っているので、それがまたうまく噛み合っている、という感じがします。 そしてみんながめがねをかけています。
映画を見終わって、虚脱感ではなく何かホッとした空気が自分を包み込んでいて、そしてその前日まであくせくと働いている自分に何か逆に虚しさすら感じてしまいました。 とは言っても、その翌日からまたあくせくと働く日が続いています。
でもほんとにこの映画の中に流れる空気・時間が好きですね。
メルシー体操も、「梅はその日の難のがれ」の梅干も、そしてサクラが作る魔法のかき氷も犬のコージも、そしてたそがれて過ごす日々も・・・・・・、みんなちょっと憧れてしまいますね。
何か忘れかけていた原始的な、そして本質的な心の豊かさを思い出させてくれる映画でした。
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