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2007年8月26日 (日)

「プチホテル カナール」(再び長野へ0707 その6)

 今回蓼科中央高原を訪れて、2泊したのがプチホテル「カナール」(HP)
 2回目の利用です。
 前回2年前に利用して、とても気に入っていたので今回の両親と一緒の旅行にも利用しました。

 とにかくまずは外観に一目ぼれ。 ホームページにもありますが、とても蓼科中央高原の中にも溶け込み、すばらしい環境も含めた外観です。 そして標高1,390メートルにあり、夏でも涼しいです。(クーラーがありません)
 そして料理。 特別な料理、というわけではありませんが、とてもおいしく、そして適量(品数も結構ありますが多すぎず)です。 料理に出される野菜は、自家菜園で作られているものが多く、また食前酒や朝食のジャムは自家製のものです。 この点では両親ととても話が盛り上がりそうです。(実際に盛り上がりました!)
 次に立地。 市街地からも遠くなく、とても便利です。 また、観光をするにも宿をベースキャンプとして、美ヶ原、霧ケ峰、車山高原、白樺湖、女神湖、蓼科牧場、・・・・などなど、そして清里、野辺山高原にも近く、今回ご紹介したスポットも含め、多彩なスポットが楽しめます。
 最後に価格。 上記のような環境、料理、立地で1泊2食付で1万円を切ります。(お盆、正月、GWを除く)  とても満足!

 宿のオーナーは京都出身とのことで、宿を始めて約16年になるそうです。
 ということで、まずは一目ぼれした外観から・・・。

  070825_kanaru 正面入口です
  070825_kanaru_03 唐松林に囲まれた「カナール」 ※2年前の写真です

 続いては料理です。
 2泊したので、朝・夕食とも2食いただきました。 もちろんおいしかったです!

 ●1日目の夕食

 070825_yuushoku_101 070825_yuushoku_102 070825_yuushoku_103 070825_yuushoku_104
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 (上段左より)ブルーベリーの食前酒、そばだんご・自家製野菜のピクルス・豚トロのスモーク、ブロッコリーのポタージュ、
        生鮭のバター焼き 葛あんかけ
 (下段左より)山菜そば、牛肉のワイン煮込み、五穀米、長門牧場のアイスクリーム
 そのほか写真以外にサラダあり
 また食後にコーヒーのサービスあり

 ●2日目の朝食

 070825_choushoku_201 070825_choushoku_202_2 (左より)パンプキンスープ、キッシュ・ハムほか
 そのほか写真以外に、ミルク(or ジュース)、パン、コーヒー
 070825_choushoku_203 この日の自家製ジャムはリンゴ(左)とブルーベリー(右)

 ●2日目の夕食

 070825_yuushoku_201 070825_yuushoku_202 070825_yuushoku_203 070825_yuushoku_204
 070825_yuushoku_205 070825_yuushoku_206
 (上段左より)山ブドウの食前酒、ホタテの刺身・生ハム&メロン・いかなごの釘煮、カジキマグロのソテー、やまかけそば
 (下段左より)ポークソテーの杏ソースがけ、紅玉のシャーベット
 そのほか写真以外にアスパラのポタージュ、ライス、サラダあり
 また食後にコーヒーのサービスあり

 ●3日目の朝食

 070825_choushoku_301 070825_choushoku_302 (左より)クラムチャウダー・スクランブルエッグ・ベーコンほか
 そのほか写真以外に、ミルク(or ジュース)、パン、コーヒー
 070825_choushoku_303 この日の自家製ジャムはルバーブ(左)と杏(右)

 3日目の朝に出されたルバーブのジャム。 これが両親へのちょっとしたサプライズ(お楽しみ)だったんです。 最近長野近辺などジャム、コンフィチール系で時々見かけるようになりましたが、2年前に初めて食べたときには全く知りませんでした。
 ルバーブはシベリア南部原産の多年草で外見は蕗(フキ)のようなものです。
 タデ科の薬草『ダイオウ』の仲間でヨーロッパでは古くから栽培されていますが、日本ではあまり知られていません。 ルバーブは繊維質とカルシウムが多く、酸味も強いので肉食には欠かせないアルカリ食品として(葉の部分は有毒物が多いので食べませんが、葉柄の部分を食べます)、生のままで食したり、茎を5cm位に切って煮つめてジャムにしたり、水を加えてジュースするなどがあります。
 ルバーブは緩下作用がある大黄(だいおう)に近い種類のため、サラダとして食べることにより、お通じが良くなるといわれています。 またビタミンC、カルシウム、繊維が多く含まれることから美肌効果も期待できると言われています。
 酸味があってなかなかおいしいですよ!

 また宿では自家菜園で育てた野菜を一部宿泊者に格安で分けてくださいます。

  070825_yasai_01 2日目の朝 070825_yasai_02 3日目の朝
  070825_yasai_03 2袋(200円)いただいて帰りました

 蓼科高原ならではの自然の中、宿のすぐそばに野鳥やリスがやってきます。
 たまたま私たちは2日に渡ってリスを見かけることができました。

  070825_risu_02 2日目の朝 雨の中唐松林の中に(2階の部屋から)
  070825_risu_11 070825_risu_12_2
  3日目の朝 1階のテラスにあるえさ場に(2階の部屋から)

 部屋にも風呂(ユニットバス)はありますが、宿泊したらぜひとも送迎してくださる温泉での入浴をお勧めします。
 2年前も今回も連れて行っていただいたのは横谷温泉旅館(HP)の温泉です。「信玄の隠し湯」であったという、歴史のある横谷峡温泉で、横の横谷峡の川の音を聞きながら入る温泉はお勧め。(宿には割引券があります) 

 今回の宿泊も本当に気持ちよく過ごすことができました。
 帰りには宿のオーナー夫妻から敷地内に生えている野草をいただいたりして本当に両親も喜んでいました。
 初日着いてすぐに窓の網戸を壊してしまい、オーナーにはご迷惑をおかけしてしまいましたが、快く修理していただいて助かりました。
 本当に申し訳ありませんでした。そしてありがとうございました。

 また是非利用したいと思っています。
 お勧めのお宿です。

■プチホテル「カナール」
   住   所 : 長野県茅野市北山5513-1
   電   話 : 0266-67-2258
   設   備 : 客室:ツイン10室 全室バス・トイレ・TV付
   チェックイン  : PM3:00
   チェックアウト : AM10:00
   ホームページ : http://www.p-canard.com/

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2007年8月25日 (土)

車山高原(再び長野へ0707 その5)

 3日目(最終日、7月31日)の朝、帰路につく前にどこに寄ろうかと悩んでいました。
 宿のすぐ近くにある蓼科湖近辺の散策や美術館などを見るか、長門牧場でアイスクリームを食べるか、・・・・などなど。

 しかしそんな悩みも宿のご主人からの助言で一掃されました。

 「天気も良いしせっかくやから、
  車山高原、霧が峰のニッコウキスゲがちょうど見頃だから・・・、
  ぜひ行ってみたらどうですか?」

 このアドバイスのおかげで、天候には若干恵まれていませんでしたが、最終日にとてもすばらしい景色を見ることができました。

 宿をチェックアウトして、ビーナスラインをまずは白樺湖を目指し、そして車山高原へ。
 本当にいい天気で白樺湖を過ぎてからしばらくして、昔の料金所跡(?)を過ぎてすぐに展望駐車場があったのでそこで一休み。
 ここからは左(東)下に白樺湖、そして奥に蓼科山、そして右(西南)に遠く茅野市街が望めます。

070824_sirakabako_11_2 070824_chinosigai_11_2

 十分に景色を堪能して、再びビーナスラインを霧が峰方面へ。
 車山高原のリフト(車山高原スキー場)を越えて、しばらく富士見台をも通り過ぎ、途中ニッコウキスゲが咲いているのを見ながら目指す車山肩へ。
 午前中だったらなんとか駐車できるかも、とのお話でしたが、すでに駐車場はほぼ満車状態。 しかし父親や奥さんが空いている場所を探してきてくれて、駐車場の本当に北東の端に車を止めることができました。

 そしてお土産屋さんを越えてニッコウキスゲのお花畑に!

070824_kurumayamakata_12 070824_kurumayamakata_14 070824_kurumayamakata_18
070824_kurumayamakata_30 070824_kurumayamakata_31 070824_kurumayamakata_32  070824_kurumayamakata_04 070824_kurumayamakata_01 070824_kurumayamakata_05  070824_kurumayamakata_24  070824_kurumayamakata_23

 少し奥に進むと視界がほぼ360度見渡せる場所に。
 遠くに八島湿原を望み、下に車山湿原、そして車山や蓼科山などの眺望も楽しむことができました。 さらに天気が良ければ浅間山も見えるそうです。

  070824_kurumayamakata_15 左に霧が峰方面、正面に鷲ヶ峰、そのふもとに八島湿原
  070824_kurumayamakata_19 正面奥に八島湿原、その右手前が車山湿原
  070824_kurumayamakata_20 奥に蓼科山
  070824_kurumayamakata_21 正面が車山山頂(車山気象レーダー観測所)

 本当にすばらしい景色と花と天気に恵まれ、名残惜しくもありましたが1時過ぎに岐路につくことにしました。 来た道を引き返し、蓼科中央高原へ。

 途中に「女乃神氷水」という湧き水に立ち寄りました。(とは言っても、ビーナスラインの道端です) とても冷たい水で、飲みたかったんですが、「生水では飲めません」の立て札が・・・・・。 でも、なぜかコップが置かれていたんですが・・・・・。

 蓼科中央高原を抜けて、下界に降りてきたところで前日に確認したたてしな自由農園(HP)<堀店>で野菜やお土産を買って帰りました。 

  070825_yatuigatake01 蓼科中央高原をおりてから後ろを振り返ると見えた八ヶ岳方面

 今回が2回目でしたが、「また行きたい!」、そんな蓼科高原の旅でした。

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2007年8月17日 (金)

御射鹿池(再び長野へ0707 その4)

 2日目の午後は、蓼科高原で二人の最もお気に入りの場所、御射鹿池(みさかいけ)に両親を案内しました。

 御射鹿池は、奥蓼科温泉郷に通じる「湯みち街道」沿いにある小さな人工の池です。
 道沿いに石仏を数多く見ながら「湯みち街道」を北上して、明治温泉に着く手前の右側にあります。

 この池は日本画家の故東山魁夷画伯が、「緑響く」と言う作品のスケッチをされた池だそうです。

  ※「緑響く」 1972(昭和47)年
     東山魁夷画伯の白い馬シリーズの一つ。
     この年、描かれた作品18作すべてに白い馬が現れています。
     
こちらで作品を見ることができます

 2年前に初めて来て、二人ともとても気に入り、今回はこの池のほとりでゆっくりできるようにアウトドアで使用する椅子を用意していたのですが・・・・・。

 ちょうど池に到着したときぐらいから急にもやがかかりだし、車を降りたときにはほとんど見えない状態になっていました。
 小降りですが雨も降っていて、なかなか対岸やその奥の山を見ることはできそうにもありません。 それでも逆に幻想的な感じで、東山魁夷画伯の作品の白い馬が今にも出てきそうな感じです。

  070817_misakaike_12 070817_misakaike_01 ほとんど見えない状態です

 ちょうど近くにお住まいの方で、四季折々の姿をご覧になっている方からお話を聞いたりして、なんとかもやが晴れて見えるのを待つこと、1時間近く。
 うっすらともやが晴れてなんとか対岸が見えるようになりました。

  070817_misakaike_14_2 070817_misakaike_13 徐々に・・・
  070817_misakaike_04 070817_misakaike_03 もやが晴れてきて・・・
  070817_misakaike_15 070817_misakaike_16 今回はここまで

 2年前に見たときは、池の水面に対岸が映ってとてもきれいでした。
 近くにお住まいの方のお話では、冬の水面が凍ってその上にうっすらと雪が積もった景色もなかなか良い、とのことで、紅葉や新緑、そして冬の景色と四季折々の景色をできれば見たい、と思いました。

 070817_misakaike_22 ※2年前の写真
 070817_misakaike_23 ※2年前の写真

 (つづく)

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2007年8月10日 (金)

蕎麦処「深山」(再び長野へ0707 その3)

 2日目、乙女滝を見てから昼食をとりに出かけました。
 向かったのは蕎麦処「深山」

 横谷峡入口からメルヘン街道を東に向かい、右折すると渋川温泉に行く交差点を左に曲がり、出てくる看板にしたがって2回右折してしばらくするとお店の駐車場に。 蓼科の別荘地の中にあります。
 2年前に来たときは、ちょうどお盆のシーズンだったのでだいぶ待ちましたが、この日はすんなりとお店に入れました。

 お店はそんなに大きくありません。
 看板メニューが蕎麦角煮(この組み合わせは偶然なのか、必然なのか・・・???)

 ということで、どちらも食べることができる深山定食を4人ともオーダー。
 深山定食は、真澄のかりん酒・そば・豚角煮・彩りごはん・香の物で1,600円。
 そして私はこれに1日限定20食、という塩豚を単品でオーダーしました。

 そばはしっかりと冷水でしめられていて、とてもおいしかった! 麺は細めですが、コシがあり蕎麦の味がしっかりとしています。
 角煮は本当に柔らかく、トロットロで味もしっかりしてます。 角煮のタレで白ご飯を食べてみたい、という衝動に駆られました。
 彩りごはんもあっさりしていますが、味はしっかりとついていておいしいです。
 塩豚は、ゆでたものにスライスたまねぎと豆板醤(だいぶ日がたってしまったので記憶があやふや・・・・・) のたれをつけて食べるのですが、なかなかこれがいけます! おいしいです。 これまた白ご飯が欲しくなります。

  070810_miyama_01 お店へと向かうとヤナギランが出迎えてくれます
  070810_miyama_02 ※今回、店内は「撮影お断り」だったので何も撮影していません (残念)

 2度目の来店ですが、また来たいお店です。(お気に入り!)
 両親も満足してくれました! (良かった、良かった・・・)

 (つづく)

■蕎麦処「深山」
   住   所 : 長野県茅野市北山
   電   話 : 0266-67-5182
   営業時間 : 11:30 ~ 16:30(売切次第閉店)
   定  休 日 : 火曜・水曜(夏季・GW無休)
           ※冬季間は営業していません

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2007年8月 8日 (水)

横谷峡(再び長野へ0707 その2)

 宿泊したプチホテル カナール」(HP)のご紹介は最後にするとして・・・・・。

 2日目は朝起きると、かなり激しい雨。
 そのため午前中は宿でゆっくりすることにしました。

 そして雨がやんだ昼前に両親を誘って車で5分少々のところにある横谷峡乙女滝へと向かいました。
 横谷峡入口にある駐車場に車を止めて、そこからしばらく歩くと乙女滝へ降りる入り口があります。
 そこから約50m降りたところにあるのが乙女滝

  070808_otometaki_11 「マイナスイオン指数 20,000個/cc」の乙女滝

 実は2年前の夏にも蓼科に2人で来ており、そのときにも来てその豪快さに感動したのがこの滝。 午前中に降った雨も影響して本当にすごい!
 マイナスイオンを体全体に感じます。
 このすばらしい滝には両親、特に母親が感動していました。
 では、その豪快さを改めて感じていただきましょう!

  070808_otometaki_01070808_otometaki_02070808_otometaki_03
  070808_otometaki_04070808_otometaki_06070808_otometaki_07_2 連続写真ではありませんが・・・

 この後、昼食をとってメルヘン街道(国道299号)を少し東に行ったところにある横谷観音展望台に行きました。
 ここから見えるのが、王滝
 かなり上からの眺望となりますが、とてもきれいな滝です。

  070808_outaki_01_2 王滝(横谷観音展望台から望む)

 実は横谷峡の遊歩道の中で少し奥に入るとこの王滝を横から見ることができます。
 その画像がこちら↓。

  070808_outki_02 王滝(遊歩道から) ※2年前の写真です

 今回見たのは、乙女滝、王滝の2つの滝でしたが、横谷峡にはあと2つの滝があります。
 2年前にはそのうちの1つ、霧降の滝は見ました。

  070808_kirihurinotaki 霧降の滝 ※2年前の写真です

 おしどりの滝はまだ見たことはありませんが、ぜひ次回は見てみたいと思っています。

 この横谷峡遊歩道(HP)は2年前に来たときに二人で歩いたお気に入りのコースです。
 緑と水、そして岩とが自然の雄大さを教えてくれ、そしてとてもリラックスできるところです。 蓼科中央高原に来られた際にはぜひお勧めするコースです。
 横谷峡は冬になると滝が凍りついて「氷瀑(ひょうばく)」と呼ばれる自然が作る造形美を見ることができるそうで、春夏秋冬、それぞれの見所があるようです。

  070808_yokoyakyou_01 横谷峡遊歩道の案内図(画像をクリックすると大きくなります)
  070808_yokoyakyou_03 こんな緑の中を歩いていきます ※2年前の写真です

  最後に横谷峡入口から乙女滝に向かう間にちょっとかわいいものを見つけたので・・・。

  070808_yokoya_jizou

 (つづく)

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2007年8月 7日 (火)

今年2回目の墓参り(再び長野へ0707 その1)

 少々報告が遅くなりましたが・・・・
 会社の連休制度を利用して、6月にも行った長野へ7月末に再び行きました。
 今回は蓼科高原へ2泊3日の旅です。
 そして私の両親と一緒に行くことに。

 私の実家の奈良・桜井から朝7時過ぎに出発。
 今回は初めて名阪国道に向かうのに榛原方面から針インターへ、というルートとを利用しました。
 朝早かったのと日曜日だったこともあるかもしれませんが、断然天理から入るよりも快適です。
 何せ天理東から福住までの道はなかなか大変だったので、ストレスもなく名阪国道を走ることができます。
 そして名阪国道から東名阪道、名古屋高速、そして名神高速、中央道、長野道を通っての道のりです。

 実は、蓼科に向かう前に両親も一緒に行くのでまずは墓参りに行くことにしたのです。

 途中、東名阪道の御在所岳SAで朝食に持ってきたおにぎりをみんなで食べ、その後恵那峡SA、駒ケ岳SAで休憩を取って岡谷インターで一般道へ。

 和田峠を越えて下りの道のりの途中、和田宿ステーションで昼食をとることにしました。
070807_wadashuku01

 和田宿は、
 中山道の江戸板橋宿から28番目の宿場で、中山道随一の難所である和田峠をひかえ、

下諏訪宿までの約22キロの道程に備える宿場町として慶長七年(1603)に開設されたそうです。
 文久元年(1861)3月の大火でほとんどが焼失しましたが、皇女和宮降嫁に備えて再建された本陣などが復元されています。

 また宿場内には、江戸末期の建築様式を伝える出桁造りの格子戸のある旅籠(歴史の道資料館・かわちや)が、街道沿いには、冬の和田峠越えをする旅人に対して粥や焚火を、牛馬には年中桶一杯の煮麦を施した「永代人馬施行所」などが残されています。

 私たちはステーションの中の郷土料理のお店で昼食をとることにしました。
 4人が選んだのは「くるみそば」
 やはり信州人、って感じです。(両親は二人とも信州生まれ、私と奥さんは本籍が信州)

 出てきたくるみそばは少しイメージしていたものとは違っていました。
 というのは、くるみ餡をイメージしていたのですが、出てきたのはくるみが単純にすられたものでした。
 そこにだしを入れて食べるのはもちろん一緒。

 食べてみると・・・・・、おいしいです!
 くるみ餡のものよりもあっさりしていますが、くるみの味と風味はしっかりとあっておいしいです。
 そばもコシがあってしっかりと冷えていてとてもおいしかったです。

  070807_wadashuku02 和田宿ステーション(一部)
  070807_kurumisoba01 070807_kurumisoba02 くるみそば
  ↑写真はだしを入れた後(だしを入れる前の写真をとり忘れてしまいました)

 くるみそばを堪能して、一路佐久のお墓へ。
 4人でお墓を掃除してお線香をお供えしたところ、ビックリ!
 ナント、線香をお供えするところに蜂の巣があって、線香の煙にいぶされてハチが飛び回ってます!

  070807_hachinosu

 飛び回るハチに悩まされながらも、みんなで般若心境を唱えて無事に墓参りを終了。
 特に母親は念願の墓参りだったため、ホッとしていました。

 「雨が降るかも・・・」の予報にビクビクしながらでしたが、墓参りまではなんとか天候も持ちこたえ、ここから一路宿泊地の蓼科高原へと向かいました。
 来た道を引き返して、立科町から南下するルートを選択。
 ちょうど立科町に着いたあたりから雨が降り始め、あたりが白樺林の長門牧場辺りではドシャ降りの雨に!
 途中、前が見えなくなるほどで脇に車を止めてしまうほどです。

 そんな雨の中でしたが、女神湖、白樺湖、蓼科湖を車中から見て、宿泊するプチホテル カナール」(HP)に到着しました。

 (つづく)

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2007年8月 6日 (月)

「情熱大陸 SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA '07」

 暑い1日でした!

 当日にも書いたように、例年葉加瀬太郎と佐藤竹善の雨男コンビにより雨が降るのが当然のようだったのに、今年は台風も前日に逸れて去り、台風一過のあとのような晴天。
 セミたちもここぞとばかりに合唱していました。

 8月4日(土)、
 場所は昨年と同様に大阪万博公園もみじ川芝生広場
 12時開場予定でしたが、昨年の反省を踏まえて11時過ぎには万博公園のモノレール駅を降りました。
 そしてゾロゾロと列を成して自然文化園に入り、会場へと向かいました。

 と、昨年とは違ってお祭り広場で待機することに。
 昨年はブロック別に列を成していたものの、整理番号は意味を成さないものになっていたのでその反省を踏まえての今回のオペレーションのようです。
 さてその成果は・・・・・?
 まあ、まずまずといったところ(?)でしょうか。

 今回はBブロックと後ろ側のブロック。(昨年は前のブロックでしたが)
 ただ大きな木があるため、後々その日陰になることを願ってそのそばに陣取りました。
 (この目論見は見事に成功!)
 開演は13時半。 それまでは思い思いに昼食タイムです。
 ウチは奥さんが弁当を作ってくれていたため、その弁当を食べながら早速缶ビールをプシュッ!
 なんともこれが野外ライブの楽しみです!

 13時を回ったころ、突然前方ステージの大モニターから出演者のコールが。
 前座?と言うわけではないでしょうが、開演前に2ステージがすでにありました。
 そして13時半に開演!

 と書き出すと、いつものように長くなるので、今回はピックアップして出演者をご紹介。

 ◆上原ひろみ(HIROMI'S SONICBLOOM)
    今回密かに楽しみにしていましたが、その楽しみを裏切ることなくやってくれました!
    テレビなど映像では見聞きしていましたが、生では初めて。
    とにかくエネルギッシュでそして繊細で、そして何よりも熱い!
    パワーを分けてもらった感じです。

 ◆夏川りみ
    いやあ、かわいいです。
    今まではそんな印象を持ったことはなかったんですが・・・。
    「涙そうそう」はもちろんのこと、コブクロの小渕健太郎が作った歌や、佐藤竹善が
   作ったパワフルな曲を歌って新たな一面も見せてくれました。
   そして、佐藤竹善とのコラボレーションも。(なかなか良かった!)

 ◆秋川雅史
    そう、昨年「千の風になって」で一躍有名になった、あの人です。
    毎年クラシック界から出演されますが、今年の秋川氏はとにかく気持ち良さそうに
   歌っていました。
    秋川氏のステージには、あの古澤巌が特別ゲストでバイオリンを奏でていました。
    そうそう、なんと葉加瀬太郎とは同い年だとか・・・・!?

 ◆佐藤竹善
    今や情熱大陸コンサートのもうひとつの「顔」となってます。
    今回はいろいろな人とのコラボを見せてくれました。
    葉加瀬太郎、夏川りみ、藤井尚之など、そしてアカペラをバックに流してのあの名曲
   「アメイジング・グレイス」はちょっと鳥肌モノでした。

 ◆中孝介
    「花」が今ヒット中の奄美大島出身、在住の26歳。
    透明感のある優しい声とファルセット、そしてシマ唄のコブシ回しから奏でられる
   独特な歌声はやはり会場を魅了しました。
    そしてとても礼儀正しいですね、人柄が歌に、話に出ていました。

 ◆手嶌葵
    大トリの葉加瀬太郎の前、というステージで映画「ゲド戦記」の主題歌で脚光を浴びた
   彼女が登場。
    とても緊張していましたが、ひとつひとつしっかりと伝わってくる歌やメッセージに
   好感が持てました。

 ◆藤井フミヤ
    昨年に引き続いての出演。
    今回のメイン出演者の中では一番年長だとか。
    それにしても「ゆるい」感じで、それでいてバラードはやはり絶品です。
    そして今回は単独で出演していた弟、藤井尚之のサックスとの競演も。

 ◆押尾コータロー
    やはり絶品! (昨年に引き続き)
    今回は彼のコンサートでもやったウェーブをこの会場でもみんなでやりました。
    そして 新ユニット結成「葉加瀬コータロー」!
    葉加瀬太郎とのコラボは本当にすばらしかった!(今思い出しても鳥肌がたちます)
    そしてまた何よりも驚いたのが、この二人も同い年だということ! (エーッ!)

 ◆葉加瀬太郎
    やはり彼なくしては語れないこのイベント。
    今年も最後にハジケてくれました。
    古澤巌とのコラボも良かったし、そしてやっぱりギタリスト・鳥山雄司はイイですね。
    毎回しっかりと参加してくれますが、なくてはならない存在です。
    (しっかりと聴かせてくれます)
    あっという間にステージが終わってしまい、ちょっと物足りなさもありましたが、これが
   「来年もまた行こう!」と思わせているのかも・・・。

 もちろん、ここで紹介したのはまだ一部。
 結構若い人で今後が楽しみな人もいました。
 とにかく日も暮れて19時すぎまでたっぷりと楽しめました。
 (ちょっとお尻は痛かったけど、)本当に満足して奥さんと二人で決めました。

 「また来年も絶対に来るぞ!」

 今回でこのコンサートに来るのも4回目。
 毎年、いろんなジャンルのいろんな人が参加するので楽しみです。
 そして毎回参加してほしい、と思う人がいることも確か。
 来年はどんなステージになるのかな?

  070806_bakuhatu 帰りに万博公園の出口で「太陽の塔」をパチリ!

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2007年8月 4日 (土)

ストレス発散なるか?

 暑いです!

 半年に一回ある連休を利用して、蓼科高原へ行ってきました。(詳細はまた改めて)
 そことの落差が大きいことも一因でしょうが、昨日久し振りに出勤してドッと疲れがまた出ました。

 今日はこれから万博公園もみじ川広場で行われる情熱大陸のコンサートに向かいます。
 はじけてストレス発散したい!、そんな心境。

 なんとなく今年は雨に降られることはないような気がしますが…?!
 では行ってきまーす!

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