御射鹿池(再び長野へ0707 その4)
2日目の午後は、蓼科高原で二人の最もお気に入りの場所、御射鹿池(みさかいけ)に両親を案内しました。
御射鹿池は、奥蓼科温泉郷に通じる「湯みち街道」沿いにある小さな人工の池です。
道沿いに石仏を数多く見ながら「湯みち街道」を北上して、明治温泉に着く手前の右側にあります。
この池は日本画家の故東山魁夷画伯が、「緑響く」と言う作品のスケッチをされた池だそうです。
※「緑響く」 1972(昭和47)年
東山魁夷画伯の白い馬シリーズの一つ。
この年、描かれた作品18作すべてに白い馬が現れています。
こちらで作品を見ることができます
2年前に初めて来て、二人ともとても気に入り、今回はこの池のほとりでゆっくりできるようにアウトドアで使用する椅子を用意していたのですが・・・・・。
ちょうど池に到着したときぐらいから急にもやがかかりだし、車を降りたときにはほとんど見えない状態になっていました。
小降りですが雨も降っていて、なかなか対岸やその奥の山を見ることはできそうにもありません。 それでも逆に幻想的な感じで、東山魁夷画伯の作品の白い馬が今にも出てきそうな感じです。
ちょうど近くにお住まいの方で、四季折々の姿をご覧になっている方からお話を聞いたりして、なんとかもやが晴れて見えるのを待つこと、1時間近く。
うっすらともやが晴れてなんとか対岸が見えるようになりました。
2年前に見たときは、池の水面に対岸が映ってとてもきれいでした。
近くにお住まいの方のお話では、冬の水面が凍ってその上にうっすらと雪が積もった景色もなかなか良い、とのことで、紅葉や新緑、そして冬の景色と四季折々の景色をできれば見たい、と思いました。
(つづく)
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