禅居庵 摩利支尊天堂(京都・祇園松原散策 その5)
あじき路地を後にして、再び建仁寺方面へと戻っていった。
そして建仁寺の手前の角(西南の角)にある禅居庵 摩利支尊天堂を訪れた。
禅居庵は建仁寺の塔頭のひとつで非公開ですが、その一部分に摩利支尊天堂があり、ここは自由に出入りできます。
摩利支天はもともとは陽炎を神格化した女神で、七頭の猪に乗った三面六臂(3つの顔と6本の腕をもつ)の本尊が祀られています。
また、摩利支天は一切の災難を防ぎ、身を隠す術を得ると言われ、中世の武士の間に広まり、江戸時代には民衆に広く信仰されたと言われ、開運勝利として広く信仰を集めてきたそうです。
この境内には摩利支天の使いとして猪が数多く祀られています。
表現が適当ではないかもしれませんが、いわゆる「狛犬」ならぬ「狛猪」状態です。
亥年生まれの人には特に御利益が大きいそうで、亥年生まれの人は要チェック!
かく言う私の奥さんも亥年なので、しっかりお参りしてきました。
なお、これは後から知ったのですが、この摩利支尊天堂の摩利支天は日本三大摩利支天のひとつだとか・・・。
残りの2つは、加賀百万石の摩利支天と、東京・上野広小路摩利支天。
そして、摩利支尊天堂を後にして建仁寺へと向かいました。(つづく)
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