「革工房 Rim」(京都・祇園松原散策 その3)
お腹もいっぱいになり、「天ぷら 八坂圓堂」を出て向かったのは大黒町通にあるあじき路地。
ここは大正時代に建てられた長屋で、今 作家やアーティストなどが住んでいるそうです。
長屋の入り口には、この日お目当てのお店の名前があった。
まず訪れたのは、「革工房 Rim」(HP)。
ドアを開けてはいると、先客が居てオーダーをしていました。
店は昔の町家を改装したもので、ギャラリースペースが4畳半程度で、その奥に工房スペースが同程度(よりやや広いかな?)の広さであります。
広すぎず、こじんまりとした感じですが、とても落ち着く空間です。
作品はカバンから革小物までで、アイテムバリエーションがかなりあります。
基本的に革の無地のものにステッチでアクセントをつけるとてもシンプルなものです。
革は牛革の混合なめし(植物タンニンなめしとクロムなめしの混合)で、硬すぎず柔らかすぎず、と言った感じです。
カバンなどはとても軽く、使い込めば使い込むほど色が落ち着いてくるのでさらに愛着がわいてきます。
1点1点 作家の押野敬子さんおひとりですべて手作業で作っている、とのことで既製品以外のオーダーは出来上がりが来年の8月とのこと。
オーダーでは表地の革を12色から、裏地の革や縫いこむ麻糸も確か6色からチョイスすることが出来るので自分だけの組み合わせを楽しむことが出来ます。
また、カバンなどでは中のポケットのサイズや仕様も押野さんとお話しながら決めることが出来、オーダーならでは“自分仕様”を作ることが出来そうです。
工房スペースには革を縫いこむときなどに使用する工具が置かれていて、とても興味深く、押野さんとの会話もとても楽しくて、いい時間を過ごすことが出来ました。
出来ることなら「一度オーダーしてみたい」、と思いました。
ホント、いいですよ!!
奥さんは既製品の革のリングを買って帰りました。
なかなかかわいいです。
そしてRimを後にして、次は路地をさらに進んでもう1軒。(つづく)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント