六波羅蜜寺(京都・祇園松原散策 その1)
このところ京都に行くことがなかったので、奥さんからのリクエストもあり、
GWの最中、そして昼過ぎからの雨の心配もありましたが京都に久し振りに出かけました。
しばらくの間、散策したところを順次ご紹介したいと思います。
今回訪れたのは祇園松原。
祇園の花見小路の奥、建仁寺や六波羅蜜寺などのある地域です。
このあたりは花見小路のところまでは来たことがありますが、その奥は全く記憶がないので初めてなんだろう、と思います。
阪急・四条河原町駅を降りて四条通を東へと向かい、鴨川を渡ります。
ちょうど「床」が始まったところで、夏が来たんだなあ、と季節を感じます。
そして京都南座の前を通り、一つ目の角を曲がって、大和大路通(縄手通)を南へ。
途中日本三大恵比須のひとつ、恵比須神社を右に、建仁寺を左に見ながら歩きます。
しばらく歩いて左折し、東山警察署前を通って右折すると、六波羅蜜寺があります。
六波羅蜜寺は「空也の寺」として有名で、西国三十三ヶ所めぐりの十七番札所となっています。
ご本尊は平安期に高い身分の子(醍醐天皇のご落胤)と言われていた空也上人が、当時京都に流行した悪疫退散のために自ら十一面観音像を刻んだもの。
また、よく知られているのは教科書にも載っていた空也上人立像。
念仏を唱える口から6体の阿弥陀が出ており、「南無阿弥陀仏」を表していると言われています。
この立像は本堂裏の収蔵庫にあり、そのほか多く残されている藤原時代、鎌倉期の木造彫刻とともにしっかりと見てまいりました。
色鮮やかな本堂のひさし部分
石には願い事が書かれてます(絵馬のようなもの?) 《本堂前で》
本堂の横手奥には銭洗い弁天があり、ザルにお金を入れて念じながら水をかけて清めると金運がつく、と言われており、しっかりとウチの大蔵省である奥さんがやっておりました。
さて、ちょっとここで変わったものがある、ということで奥さんがまず実践。
というのも、ご朱印を頂こうと並んでいたところの窓口の上に「開運推命おみくじ」の文字が・・・・・・。
実は一般的にあるくじ棒でひくおみくじではなく、生年月日と性別から中国古来の推命学から導き出された1年間の運勢を教えてくれる、と言うものです。
試しにやってみました!
生年月日と性別を記入すると、寺務の方が早見表のようなもので調べ、後ろの引き出しから紙を出してくれます。
それを見るとおみくじのように番号が書かれていますが、サイズもB5に近いサイズで、細々と書かれています。
そして寺務の方がその内容について丁寧に説明をしてくれます。
ちなみに、どちらかと言うとあまりよくない内容でしたが、でも確かに当たっている節はある・・・・・・。
う~~ん、と唸ってしまいそうです・・・。
そして昼食へ。(つづく)
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