今年初物 -スイカ-
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本日放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」(HP)を見ました。
いつも家に居れば必ず見る番組です。
今日の放送(HP)は今まで取り上げた人たちを再度クローズアップして、「リーダーとは」を改めて考える。
圧巻は大手半導体メーカーの坂本幸雄氏。
前回の放送のときにも「こんな人の下で働いてみたい」、と思ったものだが、今回もそれを再認識した。
「リーダーとは?」、の問いかけに「自分の部下に夢を持たせる。この会社にいたら自分の生活がもっと良くなると思わせるようにすることだ」と語る鈴木氏はそうでなければリーダー失格だ、とも言い切った。
こんな風に言える、そして実践できる経営者、または上司はどれだけ居るだろうか?
また、特別企画で今や世界注目No.1とも言えるIT企業グーグルの最高経営責任者のエリック・シュミット氏のインタビューもあった。
シュミット氏は「大事なのは、間違いは誰にでもあるということ。そして間違えたときには、すぐに修正をすることです」と語る。
そして「聞くこと」が大切だと、いろいろと聞いてそれらをうまく結びつけることが大切だと語っていた。
もちろん、容易なことではないことはわかっている。
が、自分の部下が今どんな状況でいるのかも全くわからないような経営者や上司、そして上に対してどう対処するかを絶えず考えている上司が(少なくとも私の周りには)とても多い。
組合のアンケートで経営職になりたい、と答えたのが本当に少ないウチの会社。
とうていそんな「夢」は描けない、そう思う。
ただそんな中でも今取り組んでいる仕事を「自分でどうしたいか」、は考えている。
なかなか思うようには進んでいないけれど・・・。
もともと「楽しく仕事をする」をモットーに仕事をしていた時代もあったが、なかなか今では実現できていない。
もちろん、自分が主体となって何かを進めていかなければそんな「楽しく」なんてことはありえないことはわかっているはずなのに・・・。
このところ思うようにはうまく進まず、ちょっとスランプ気味の自分に活を入れる。
そんなとても良いタイミングで、何度も頷きながら番組に、そしてリーダーたちの話に見入ってしまいました。
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先日、父親からメールが届きました。
写真が送られてきました。
この間の土曜日にいとこが軽井沢で結婚式を挙げ、父親が伯父として出席し、そのときの写真を送ってきたのです。
おめでとう!
アットホームな感じでとても良い結婚式・披露宴だった様子がよく伝わってきました。
私にはいとこが7人と弟がいます。 私が一番上です。
その中で結婚しているのは、私を含めて5人。
過半数を超えました。
残っているのは男のみ、なかなか先が楽しみな男達ばかりです。
私も結婚して6年半。
今では結婚式や披露宴は懐かしく、ちょっと恥ずかしい想い出です。
まあ、結婚してからそんなに変わらない(?)二人の関係ですが、ちょっと懐かしく思い出した、そんな今日この頃です。
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映画「眉山 -びざん-」を見て、そのあと昼食を久し振りに「そば処 いっ時あん」へ行きました。
JR 中山寺駅の南口ロータリーから南下して、信号の交差点を越えてしばらくすると民家風の建物が左側(ソフトバンクの携帯ショップの向かい側)に出てきます。
そこが今回ご紹介するお店「そば処 いっ時あん」。
入り口に暖簾がかかっているのでわかると思います。
その日は1時過ぎに行ったのですが、日曜日と言うこともあり3組ほど待っているような状態でした。
約30分ほど待ってベンガラ色に塗られたテーブルスペースへ。
お店にはテーブルスペースと座敷スペースの2つがあり、座敷スペースは天井が高く、窓からは緑で彩られた庭を見ることが出来ます。
いつものように蕎麦の前に、ビールと酒の肴を注文。
今回はチーズやっことお気に入りの焼豚をセレクトしました。
チーズやっこはクリームチーズを冷奴のようにねぎ、たまねぎ、かつお節などの薬味をかけて食べます。
マッタリとして酒の肴としてはなかなかGood!
お気に入りの焼豚は、絶品です!(超オススメ!)
いつもオーダーする定番となっています。
そしてメインの蕎麦へ。
私は十割そばを、奥さんはもりそばを注文。 今日のそば粉は長野県塩尻産だとか。
十割そばにはそばつゆだけでなく、塩がついてきます。
まずは塩を軽くかけてそばを頂きます。 蕎麦の風味がより引き立ち、旨味が凝縮された感じです。 う~ん、うまいっ!
そしてそばつゆで頂きます。 ここのつゆはどちらかというとつゆの風味がしっかりとある方ですが、蕎麦とけんかすることなくおいしくいただけます。
また、蕎麦は細めですが、こしがあり好きなそばのひとつです。
そして最後にそば湯を頂き、しっかりと蕎麦のエキスを体内に染み渡らせます。
そば湯にはゆずの皮が少し入っていて、ゆずの香りを楽しみながらそば湯をいただきます。
ちなみに・・・
ご主人は、出石で修行されたそうです。
奥さんは偶然にもうちの奥さんの高校時代の同級生。 初めてお店に行ってビックリしました。(きれいな奥さんです)
そんな関係はあるものの、贔屓目でなくとってもオススメのお店です!
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映画「眉山 -びざん‐」を見てきました。
正直なところそんなに期待していなかったんですが、じわりじわりとこみ上げてくる感動に涙がこぼれてきました。
それぞれ出演者がいい味を出してます。
松嶋菜々子はやはり綺麗。 その表情の表現が本当に素晴らしい。
母が末期がんだと知り、そのあと板前のまっちゃんの店で見せた表情はグッと来るものがありました。
そしてやはり宮本信子はうまい! うますぎます。
人形浄瑠璃の部分はホントに聞かせますし、江戸っ子バリバリの部分と気丈な女性の部分は「さすが」と唸ってしまいます。
この母娘二人の距離感が、大島ミチルの音楽を底辺に、そしてクライマックスに向けての阿波踊りの囃子や賑わいでどんどん縮んでいくところが本当にすぅ~っと体の中に入ってくる、そんな感じでした。
そして脇を固める俳優陣がいいです。
最近とても好きな夏八木勲、そして永島敏行、山田辰夫、大沢たかお、・・・・・・。
ちょっと個人的に嬉しかったのは、夏八木勲の若いときの役で出てきた竹本孝之。
この映画を見て初めて献体の話を知りました。
医学・歯学の大学における人体解剖学の教育・研究に役立たせるために、自分の遺体を無条件・無報酬で提供する、そんなシステムがあったことを知りませんでした。
献体する人から学生たちへのメッセージシート、そして献体後の慰霊祭などなど、あらためてじっくり考えさせられました。
そして眉山。
以前出張で徳島に行ったことがあります。
そのときにやはり印象に残っていたのは、その時は名前はわかっていませんでしたが、市内中心街のどこからでも目に入る小高い山の姿です。
その山は、特に高いわけでもなかったのですが存在感があり、そして見守ってくれているような感じを受けたのは確かです。
この映画を見て、多分多くの方がそうだったと思いますが、徳島へ、眉山を見に、そして阿波踊りを見に行きたくなりました。
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「サラ・花村」 作品展に行き、花村先生からお勧めいただいてランチに出かけました。
押熊の交差点を南下してしばらくすると左側に赤い壁のお店が出てきます。
時間は1時を回ったところ。 駐車場には車がすでに5台止まっています。
店に入ると天井も高く、ゆったりとした空間で、私たちは奥の少し張り出した形となったガラス張りのスペースに陣取りました。
ランチはシャンティランチの他、4種類の中から選択することができ、私はシャンティランチ、奥さんはパスタランチを選びました。
シャンティランチは、(確か)8種類の中から選択するカレーと、タンドリーチキンとささみの炭火焼のどちらかを選んで、あとサラダ、ナン、ライス、スープ、そしてドリンク(チャイ or コーヒー)という内容。
豆のスープ タンドリーチキン、ライス、サラダ
2種類のカレー(チョイスはチキンカレー(右)と日替わり<じゃがいもと挽肉のカレー>(左))
かなり大きなナン
味はおいしいですし、なかなかボリュームがあり、またそんなに辛くありません。 多分子供でも大丈夫です。
どちらかと言うと、日本人向けにカスタマイズされた、と言う感じです。
お店もゆっくりと過ごすことができて、本当にいいランチタイムでした。
花村先生、ありがとうございました!
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昨日は、久し振りに奈良・押熊にある「サラ・花村」(HP)を訪れました。
現在、開催されている作品展を見に行くためです。
花村先生とは仕事の関係で8年ほど前にお会いしてから先生のファンとなり、毎年のように開催されていた作品展にお伺いしていました。
今回は3年ぶりの開催(16回目になります)とあってとても楽しみにしていたのです。
朝方降っていた雨もやみ、風はとても強いものの日差しも出てきてまずまずの天気に恵まれ、ワクワクしながら約1時間半ほどかけてサラハウスへ。
久し振りに伺って、前にあったサラハウスの大きなリボンがなくなってちょっとお化粧直しです。
サラハウス全景
庭(駐車場)から入口へと続くアプローチ。ここからすでに綺麗です
駐車場の一角には可愛くペイントされたサラちゃん号が・・・
ちょうど12時頃に着いたので奥様方がランチへと出て行かれたところで、ちょうど見易いお客様の数でラッキーです。(時間がずれるとお客様でいっぱいになります)
今回のテーマは 「Installation ―そよ風のように―」。
テーマカラーが「白」と「緑」です。(毎回テーマカラーがあります)
入口から入ろうとしてビックリ!
なんと「撮影禁止」のPOPが・・・・・・・・・。
毎回、写真を撮ることが楽しみの一つだったんですが・・・。
しかし、入口で記帳し終わったところでちょうど花村先生にお会いしてお話を伺ってその理由が良くわかりました。
画像をネットなどで公開すると、それを使って模造品やコピーなどが氾濫するためそれを防ぐためだとか・・・、ウンウン。
先生と久し振りにいろいろと今回の作品展への想いなどお話を伺いながら、約1時間ほどかけてじっくりと見させていただきました。
作品展にはいつも発見があり、サプライズがあり、感動があり、といつも楽しみにしています。
ぜひ実際にご覧になってみてください! その素晴らしさを実感して欲しいです。
今回は写真を撮ることができなかったので作品展の様子をご紹介できませんが、サラ・花村のホームページで写真をアップされていますので、こちらをご覧ください。
なお、この作品展は、5月26日(土)までの開催です。
花と緑の香りに包まれてリフレッシュ出来ます。
一見の価値がありますよ!
最後に花村先生、ありがとうございました。 またパワーを頂きました。
また次回を楽しみにしています!
そしてご健康に気をつけて、お疲れの出ませんように!
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この間の日曜日は休みだったので、久し振りにトマトソース作りをしました。
いろいろなソースにも使えるので鍋いっぱいに作って使っています。
ちょっとお教えしましょう。
では、まずは材料から・・・・・・。
そのときにある材料で構わないのですが、今回用意したのは以下の通りです。
たまねぎ(2個)、ピーマン(2個)、にんじん(1本)、ズッキーニ(1本)、しいたけ(3個)、パセリ(1/2本)、にんにく(3欠片ほど)、ベーコン(3~4枚ほど)、トマトホール缶(2個)
※ 材料の量はそのときの気分で変わります(悪しからず)
では簡単に作り方を・・・。
① 野菜の材料を細かく切ります(みじん切りまで細かくなくて良い)
② 煮込み用鍋にオリーブオイルをややタップリ目に入れ、にんにくの細切れを入れ、
風味がついたところで、①の野菜をすべて入れます。
③ そしてオレガノを全体的にふりかけ、コンソメ(顆粒など)を入れ、野菜と
オリーブオイルをなじませるようにかき混ぜながら、炒めるように火を通します。
④ 同時にベーコンをフライパンで炒め、やや焦げ目がついたところで③に入れます。
⑤ 野菜がしんなりしてきたら、トマトホール缶を入れます。
⑥ 味付けは適当ですが、塩、こしょう、トマトケチャップ、しょうゆ、ソースなどで
味を調え、赤ワインを入れてじっくり煮込みます。
以上です。
そのときの気分で、じゃがいもを入れてとろみを出したり、ベーコンではなくて鶏のもも肉(唐揚げ用)をさっとソテーして入れたり、挽肉を入れたり・・・・・・、とバリエーションはかわります。
これをベースに、パスタソースにしたり、グラタンなどのソースにしたり、また鶏のもも肉をソテーしてソースとしてかけたりなど、いろいろと使ってます。
さぁて、次は何をつくろうかな・・・・・? (そしていつのことでしょう・・・???)
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前回で京都・祇園松原散策編(全6回)は終了。
さて、今回の散策のお供をご紹介しましょう。
実はこれは奥さんのものなのですが・・・。
小林由枝さんの文と絵による「京都でのんびり ―私の好きな散歩みち」(祥伝社黄金文庫)。
京都で生まれ育ったイラストレーターである著者がとっておきのお散歩コースを9つ 紹介しています。(今回散策したのはそのうちの1つ 祇園・松原)
ふんわり系のイラストがまたかわいいです。
有名な観光地、ちょっとはずれた路地、また普段著者がお買い物しているお店やお菓子屋さんなどのお店情報などなど・・・。
とても読みやすく、そしてイラストや地図もわかりやすい、文庫本サイズのガイドブックです。
「革工房 Rim」の押野さんも、著者の小林さんのことをとても素晴らしい女性だとおっしゃってました。
京都を訪れる方にはオススメです。
それにしてもやっぱり京都っていいですね。
ちょっとした路地に風情があって、思わず見入ってしまいます。
次はどこへ行こうかな・・・、と奥さんと話しています。
でもそう言えば、また来月半ばに「Orife 織布」へ出来上がりのハットを取りに行くんだっけ・・・。
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禅居庵 摩利支尊天堂を出て、八坂通を東に進むと京五山のひとつ 建仁寺があります。
建仁寺は臨済宗建仁寺派の大本山で、栄西禅師の開山によるもの。
勅使門をくぐり境内へと進みます。
勅使門は柱や扉に戦乱の矢の痕があることから「矢の根門」や「矢立門」とも言われています。
勅使門を入ると、広い境内の中に三門(望闕楼)がまず目に入ります。
そして三門の奥には法堂(「はっとう」と読む)が見えます。
このGWの時期には春の特別拝観があり、ここ建仁寺では通常は非公開の開山堂と浴室が特別に拝観できます。
まずは浴室から見ることに・・・。
浴室と言っても七堂伽藍のひとつとされているように、入浴が今のように疲れを癒すものではなく修行の大切な部分とされていて、「声を発するな」などといった厳しい作法が細かく決められていました。
また風呂は蒸気で体を温める蒸し風呂の形式をとられています。
続いて開山堂に入りました。
ここは旧名を護国院と言い、開山栄西禅師の墓所となっています。
襖絵の「龍虎図」や「孔雀図」などがあり、また庭には開山本人によるお手植えの菩提樹が残されています。
開山堂の庭には3本の菩提樹がある
この門は少し離れた恵比須神社の正面に相対して建てられたそうです
開山堂、浴室にはいずれもアルバイトの学生(と思われる)が解説をしてくれました。
ありがとう。
そして本坊から入って方丈へ。
入ってビックリです。 その広さと空間の心地よさに。
拝観は法堂とセットになっていて、まずは法堂の天井画「双龍図」を見に行きます。
その雄大さに圧倒されながらしばらく上を向いたまま見入ってしまいました。
開山堂での解説の中に、この「双龍図」を描くに当たって中国から5本指で書くことを許されたそうです。 龍の足の指は、日本では3本指、中国では5本指が一般的です。
そして、方丈に戻り庭園や襖絵を見て回ります。
特に庭園が素晴らしく、枯山水の前庭「大雄苑」、そして四方正面の禅庭「潮音庭」ともに心を癒してくれるため、朝からずっと見ていたい気分です。
また陶板画によるレプリカですが国宝「風神雷神図」はやはり見事です。
そのほか、豊臣秀吉が催した北野大茶会で利休の高弟が担当した副席と伝えられる茶席「東陽坊」があります。
拝観時間は午後4時半までで、入ったのが3時50分過ぎ。 「もっと早く入れば・・・」というのが実感です。
ぜひ今度はゆっくりと訪れてみたいものです。
ちょっとゆっくり出来なかったことを悔やみながら、建仁寺を後にし祇園の花見小路通へと消えてゆきました・・・。(おわり)
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あじき路地を後にして、再び建仁寺方面へと戻っていった。
そして建仁寺の手前の角(西南の角)にある禅居庵 摩利支尊天堂を訪れた。
禅居庵は建仁寺の塔頭のひとつで非公開ですが、その一部分に摩利支尊天堂があり、ここは自由に出入りできます。
摩利支天はもともとは陽炎を神格化した女神で、七頭の猪に乗った三面六臂(3つの顔と6本の腕をもつ)の本尊が祀られています。
また、摩利支天は一切の災難を防ぎ、身を隠す術を得ると言われ、中世の武士の間に広まり、江戸時代には民衆に広く信仰されたと言われ、開運勝利として広く信仰を集めてきたそうです。
この境内には摩利支天の使いとして猪が数多く祀られています。
表現が適当ではないかもしれませんが、いわゆる「狛犬」ならぬ「狛猪」状態です。
亥年生まれの人には特に御利益が大きいそうで、亥年生まれの人は要チェック!
かく言う私の奥さんも亥年なので、しっかりお参りしてきました。
なお、これは後から知ったのですが、この摩利支尊天堂の摩利支天は日本三大摩利支天のひとつだとか・・・。
残りの2つは、加賀百万石の摩利支天と、東京・上野広小路摩利支天。
そして、摩利支尊天堂を後にして建仁寺へと向かいました。(つづく)
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「革工房 Rim」を出て、あじき路地をさらに奥へ進むと次に目指すお店があります。
その名は、「Orife 織布(オリーフ)」(HP)。
”本物を普段使い”をコンセプトに、織り上げるだけで2ヶ月以上もかかる大島紬、結城紬等の着物生地を使用してオリジナルハンチング&ハットを作っているお店です。
ドアを開けると「Rim」と同様に町家を改装した、こちらは畳敷きの部屋です。
窓側に棚があり、そちらにハンチングとハットが飾られています。
奥の部屋には着物の生地が積み上げられていて、オーダーも承るとのこと。
ハンチングをかぶった藤岡 元さんと奥さんが迎えてくれました。
最初のうちは、あまり乗り気ではなかったんですが、いろいろとかぶっている間に「ちょっと買ってみようかな・・・」と、そんな気持ちに変わっていったのです。
もともと汗かきだったために「帽子は自分にとって関係のないもの」、という先入観があり、帽子を買うことなんて考えたことはありませんでした。
が、この前の冬の終わりにハンチングを勢いで買ってしまってから少しずつ考え方が変わってきたように思います。
今回気になったのは2点。
ひとつは能登上布と言われる石川県の無形文化財ともなっている織物で、素材は麻。
ブラックがベースで前から後ろにかけての上部は少々大柄ですが、横の部分を地味目でおさえてあるので気に入りました。
そしてもうひとつは、沖縄のミンサー織の生地を使用したもので、素材は綿ですが少々厚めになります。
藍よりも少し明るめの色で、ミンサー織特有の柄。
なかなかお目にはかかれない、と思います。
いろいろと悩んだ末に何度もかぶってみた結果、ミンサー織のハンチングを購入。
奥さんは大島の市松模様のハットをサイズオーダーしました。
とにかくゆったりとした空間でご主人と奥さんのお二人と会話をしながら帽子をかぶって、鏡を見て・・・・・・の繰り返し。
でもなんだか安らぐ時間だったのは、町家のつくりなどもあるかもしれませんが、なんと言ってもお二人の人柄にあると思います。
職人の旦那さん(と言ってもまだお若いですし、とても気さくです)と、お客さんとの会話の中でとてもうなづけるひと言を言ってくれる奥さん。
この二人の絶妙のコンビネーションは商品のこだわりを感じるだけではない、とても心地よいスパイスのようで、また是非訪れてみたいです。
そして桐箱入りのハンチングを受け取って、お二人に別れを告げて、ホッとする空間のあじき路地を後にしました。(つづく)
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お腹もいっぱいになり、「天ぷら 八坂圓堂」を出て向かったのは大黒町通にあるあじき路地。
ここは大正時代に建てられた長屋で、今 作家やアーティストなどが住んでいるそうです。
長屋の入り口には、この日お目当てのお店の名前があった。
まず訪れたのは、「革工房 Rim」(HP)。
ドアを開けてはいると、先客が居てオーダーをしていました。
店は昔の町家を改装したもので、ギャラリースペースが4畳半程度で、その奥に工房スペースが同程度(よりやや広いかな?)の広さであります。
広すぎず、こじんまりとした感じですが、とても落ち着く空間です。
作品はカバンから革小物までで、アイテムバリエーションがかなりあります。
基本的に革の無地のものにステッチでアクセントをつけるとてもシンプルなものです。
革は牛革の混合なめし(植物タンニンなめしとクロムなめしの混合)で、硬すぎず柔らかすぎず、と言った感じです。
カバンなどはとても軽く、使い込めば使い込むほど色が落ち着いてくるのでさらに愛着がわいてきます。
1点1点 作家の押野敬子さんおひとりですべて手作業で作っている、とのことで既製品以外のオーダーは出来上がりが来年の8月とのこと。
オーダーでは表地の革を12色から、裏地の革や縫いこむ麻糸も確か6色からチョイスすることが出来るので自分だけの組み合わせを楽しむことが出来ます。
また、カバンなどでは中のポケットのサイズや仕様も押野さんとお話しながら決めることが出来、オーダーならでは“自分仕様”を作ることが出来そうです。
工房スペースには革を縫いこむときなどに使用する工具が置かれていて、とても興味深く、押野さんとの会話もとても楽しくて、いい時間を過ごすことが出来ました。
出来ることなら「一度オーダーしてみたい」、と思いました。
ホント、いいですよ!!
奥さんは既製品の革のリングを買って帰りました。
なかなかかわいいです。
そしてRimを後にして、次は路地をさらに進んでもう1軒。(つづく)
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六波羅蜜寺を出るとちょうど12時半ごろになっていたので、昼食をとることに。
すでに行くお店は決めていて、建仁寺の南側、八坂通沿いに清水寺の方に向かって左側にある。
そのお店は「天ぷら 八坂圓堂」(HP)。
八坂通を東に向かって歩くと、正面に五重塔が見えます
「八坂 圓堂」 全景 右側の暖簾をくぐって入ります
暖簾をくぐって路地を進みます
奥へ進んで左側にカウンター席への入口 入口から振り返ると
先代まではお茶屋さんだったそうで、築80年という昭和初期の伝統的な京都の数奇屋造りの店構え。 石段を上がりのれんをくぐると、そこは「京都」を実感させる奥ゆかしさが漂います。
予約もせずに行ったので、ちょっとだけ待ちましたが1階のカウンター席に座りました。
カウンター席は若いカップルのお客さんが多く、「みんなリッチだなあ」とちょっとビックリ。
昼のメニューは天丼膳(2,100円)、天ぷらコース(3,150円)、天ぷら会席(6,300円)となっていて、ほとんどが天ぷらコースといった感じです。
僕たちも「ちょっと今日は折角だから・・・」と奮発をして、天ぷらコースを頼みました。
まずうすら豆のコールスープを天ぷらの合い間にどうぞ、と出されました。
そしておまかせ天ぷらが始まります。
この日は、とうもろこしとえびパンの天ぷらから始まり、伏見とうがらし、南瓜、舞茸、海老、穴子など10種類の揚げたての天ぷらを頂きます。
続いて小天丼にサラダ、赤だし、香の物が出てコースは終わりです。
カウンター席は外に対してガラスになっていることもあり、決して広くはない空間ですが開放感が感じられ、明るくて落ち着いた空間になっています。
またカウンター席のほかに、個室やお座敷、そして茶室があるそうで、個室などは出入り口が別になっています。
京都を感じながらの昼食は、ちょっとお酒も交えて満足した時間を過ごし、お腹も満たされました。
圓堂を出て、クラフトのお店を目指します。(つづく)
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このところ京都に行くことがなかったので、奥さんからのリクエストもあり、
GWの最中、そして昼過ぎからの雨の心配もありましたが京都に久し振りに出かけました。
しばらくの間、散策したところを順次ご紹介したいと思います。
今回訪れたのは祇園松原。
祇園の花見小路の奥、建仁寺や六波羅蜜寺などのある地域です。
このあたりは花見小路のところまでは来たことがありますが、その奥は全く記憶がないので初めてなんだろう、と思います。
阪急・四条河原町駅を降りて四条通を東へと向かい、鴨川を渡ります。
ちょうど「床」が始まったところで、夏が来たんだなあ、と季節を感じます。
そして京都南座の前を通り、一つ目の角を曲がって、大和大路通(縄手通)を南へ。
途中日本三大恵比須のひとつ、恵比須神社を右に、建仁寺を左に見ながら歩きます。
しばらく歩いて左折し、東山警察署前を通って右折すると、六波羅蜜寺があります。
六波羅蜜寺は「空也の寺」として有名で、西国三十三ヶ所めぐりの十七番札所となっています。
ご本尊は平安期に高い身分の子(醍醐天皇のご落胤)と言われていた空也上人が、当時京都に流行した悪疫退散のために自ら十一面観音像を刻んだもの。
また、よく知られているのは教科書にも載っていた空也上人立像。
念仏を唱える口から6体の阿弥陀が出ており、「南無阿弥陀仏」を表していると言われています。
この立像は本堂裏の収蔵庫にあり、そのほか多く残されている藤原時代、鎌倉期の木造彫刻とともにしっかりと見てまいりました。
色鮮やかな本堂のひさし部分
石には願い事が書かれてます(絵馬のようなもの?) 《本堂前で》
本堂の横手奥には銭洗い弁天があり、ザルにお金を入れて念じながら水をかけて清めると金運がつく、と言われており、しっかりとウチの大蔵省である奥さんがやっておりました。
さて、ちょっとここで変わったものがある、ということで奥さんがまず実践。
というのも、ご朱印を頂こうと並んでいたところの窓口の上に「開運推命おみくじ」の文字が・・・・・・。
実は一般的にあるくじ棒でひくおみくじではなく、生年月日と性別から中国古来の推命学から導き出された1年間の運勢を教えてくれる、と言うものです。
試しにやってみました!
生年月日と性別を記入すると、寺務の方が早見表のようなもので調べ、後ろの引き出しから紙を出してくれます。
それを見るとおみくじのように番号が書かれていますが、サイズもB5に近いサイズで、細々と書かれています。
そして寺務の方がその内容について丁寧に説明をしてくれます。
ちなみに、どちらかと言うとあまりよくない内容でしたが、でも確かに当たっている節はある・・・・・・。
う~~ん、と唸ってしまいそうです・・・。
そして昼食へ。(つづく)
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昨日は反省を踏まえて、夕方に奥さんが材料を揃え、夜に改めて対策を立てました。
まずはベランダの桟のところに紐をピンと張り、そこに停まれないようにしました。
そして網の部分を(特に下部分を)強化し、2重にすることにより、入り口を塞ぎました。
続いて、エアコンのクーラーの室外機の後ろへの入り口をベニヤ板で塞ぎました。
以上の3つの対策を立てて臨みました。
さて、結果は・・・・・・。
今朝は来てません!
とりあえず今日はホッ!と胸をなでおろしたのでした。
この状態が続くことを願うばかりです。
ところで、
昨日会社に向かって電車に乗ったときにいつものように文庫本を開けてビックリ!
そうなんです!
今読んでいる小説が、荻原浩氏の『なかよし小鳩組』。
そう言えばハトが現れ始めたのは、ちょうどこの小説を読み始めて頃だったような・・・。
と、いうことはこの小説をちょうど今日読み終える予定なんですが、ハト奮闘記も終止符が打たれる、のかも・・・・・・。
これって、ただの偶然?
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ダメです!
昨日の昼間にエアコンの室外機の方へ入れないようにもともとある網の部分を
強化しました。
そして夕方、夜(10時前)には居ないことを確認して、眠りについたのですが・・・。
今朝の6時ごろ、また奥さんの「また来てる!」の声に起こされました。
確かに2羽、来てます・・・。
一気に脱力感に襲われるとともに、7時ごろまでまた活動を始めて出て行くまで辛抱強く待つことに。
出て行った後、とりあえず何も無いことを確認して一瞬安堵感に包まれました。
今日はまた対策を立てて臨むことに。
こうなったら持久戦の構えです。
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初めてこのお店を知ったのは、18年ほど前。
社内誌で先輩がお勧めしていた記事を見たときでした。
(先日その先輩に話してみたところ、もう忘れていましたが)
そして今、それまでよりも結婚してから奥さんとよく行くようになりました。
かなり年配のご夫婦がされている店です。
阪神甲子園から甲子園筋を北上し、旧国道筋を東へ向かって一つ目の信号の手前左側にあります。
駐車場がありますが、やや入り口が狭いのでちょっと入りづらいところはありますが、4・5台停めるスペースがあります。
何が良いって、ゆったりと自分の(自分たちの)時間を過ごせること。
お店には入り口横の大きな窓からは明るい光が店内にいっぱい入るとともに、そこから見える中庭の緑と花が心を安らかにしてくれます。
そして壁面にはいくつかの絵が掛けられ、クラシック音楽が流れ、ゆったりとした時間が流れていきます。
とにかく心地よい自分の時間が流れ、本や雑誌を読みながら、もの思いにふけりながら、ふたりで語らいながらいつまでも過ごすことが出来る空間です。
そしてそんな時間を求めて昨日も久し振りにお店に寄ってきました。
またゆっくりと時間を過ごしたくなったら車を走らせます。
ゆったりした時間を過ごしたい人にはお勧めのお店です。
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4月29日の夜にハトよけのスプレーをかけて、その夜。
案の定、雨が降りました・・・。
そして朝、やはりハトは来ていました・・・。
ガッカリです。
なんの効果もありません。
スプレーをした夜は、臭いがきつすぎて部屋の中までにおってくる為、窓を閉めて蚊取り線香までたいて臭いを消したのに・・・。
昨日もやはり朝だけの攻防です。
なぜか昨日は1羽しかいませんでした。
でもベランダに出ていても飛んでくる始末です。
昨日の夕方、奥さんはたまりかねてもう聞かなくなったCDを6枚、ちょうど網がかかっているところがあるのでそこにぶら下げました。
そしてひな壇形式のフラワースタンドの下に入れないように、と柵を入り口になりそうなところに設けました。
そして今日の朝・・・・・・・。
ビックリです!
6時過ぎに奥さんに起こされて見てみると、なんとエアコンの室外機と壁との間の空間に2羽がうずくまっているではありませんか!
いろいろとネットで調べてみると、巣を作って卵を産んでいたら、孵化して巣立つまで基本的には手を出せない、とありました。 鳥獣保護法によるものだそうです。
そうこうしているうちに7時を過ぎてからハトが活動をしかけたのですが、よく見ていると入り口がふさがれているために外に出られないようです。(ということは、昨日柵を仕掛けた時点ですでに居た、ということになります・・・)
柵をはずしてやると、2羽とも外に出て行きました。
恐る恐る室外機の後ろを見てみると・・・。
ホッとしました。
卵はもちろん、ほとんど何も無いため、まだ巣を作るところまでは来ていなかったようです。
そのあと、何度か飛来してきますが、10時を回るとまたパタッと飛んでこなくなりました。
まだまだしばらくはこの奮闘が続くようにも思いますが、まずは今日の夕方、室外機の後ろにハトが居ないことを願って・・・・・。
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日頃から言われ続けている運動不足。
一時はウォーキングをしたり、走ってみたりした時期もありましたが、それも寒くなったりして止めてから久しく・・・。
いつも健康診断でビクビクしながら結果を待つ毎年です。
そして必ず言われるのが「運動不足だね」。
わかっているんですが、なかなか始められません。
そこで買ってみました。
簡単なペダル踏み形式の健康器具ですが、踏み込むときに斜めにスライドするのでウェストのシェイプアップなどにもいいとか・・・。(もちろん続ければ、という前提ですが)
使い方によっていろいろな効果が見込めるようなことが使用取扱説明書には書かれています。
まずは「毎日続けること」から、始めます。
さて、この効果やいかに!
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