暑いですね~!!
大変な被害をもたらした台風12号が去った後、しばらくの間 本当に過ごしやすい日が続いたのもつかの間、また残暑厳しいひが続いています。
今日はまた本当に 暑い!
さて、またまた更新がおろそかになっておりましたが、その間にあった出来事をひとつ。
実は一昨年、昨年と会社で行われる健康診断で腎臓に結石が見られる、という結果が出ており、“経過をみる” という所見になっておりました。
そして今年の健康診断で腹部エコーを見おわった後、検査をしていただいた方より
・以前あった腎臓の結石が見られなくなり、尿管に移ったと思わること
・そして尿管のどこかで詰まっていると思われ、
そのため腎臓からでる尿管の入り口が大きく広がっていること
との報告がありました。
そして案の定、数週間後の7月下旬に呼び出しが。
「専門医に診てもらうように」、とその場で紹介状を渡されました。
“水腎症の疑いあり”と。
そしてその翌週に宝塚市立病院の泌尿器科へ行き、レントゲンを撮ったところ、確かにうっすらと左尿管のところに影が・・・。
念のため、2日後に腎・尿路造影検査を行いました。
これは初めての経験でしたが、まず最初にX線写真を撮り、造影剤を注射してから5分ごとにX線写真を撮って尿の流れ具合を診る、というものです。
初の体験でしたが、結果 左側の尿管部分の影のところでやはり詰まっている、つまり結石(約6~7ミリ程度)がそこにある、ということが確認され、正式に“水腎症”であることが告げられました。
そしてそれから約1ヵ月間 結石を溶けやすくする薬を毎食後に飲み、8月下旬にレントゲンで状況を見たところ、あまり大きな変化は見られませんでした。
さらにもう1カ月薬を飲んで自然排出を試みる、という選択肢もありましたが、9月以降に仕事が忙しくなることもあり、なるべく早い治癒を、と 体外衝撃波結石破砕治療術(ESWL)を選択しました。
これは、体外で発生させた衝撃波を集束させて、これを腎や尿管の結石につたえ砂状に破砕する治療法で、約1時間という治療時間(その後点滴などで+1時間)で入院などもせずに日帰りでできるものです。(くわしくは宝塚市立病院のHPへ)
9月7日に結石破砕を行いました。
大きなパチッ! パチッ! という約1秒ごとの音とともに衝撃波が結石目がけて当てられるわけですが、この位置決めが重要なポイントのようです。
ただし知らず知らずのうちに身体は動いているようで、約30分間の治療中も微調整を行いながら治療は続けられました。
正直なところ 寝台の腰からお尻にかけての片側がくり抜かれた状態になっていて、ちょうどお尻部分が半分落ち込んだ位置関係になってしまったため、腰部分に力が入り、腰痛持ちの私としては30分間は衝撃波の痛みも若干ありましたが、腰の痛みのほうが辛かったです。
そして、治療後に点滴(治療前からされていました)がすべて終わるまで約1時間安静ののち、看護師さんの血圧などのいくつかの確認事項が終わって帰宅しました。
結果を聞きに行くまでの約1週間に、結石のかけらが(私が確認したものとしては)2個出てきました。
1個目は結石破砕の翌日の夕方に出てきました。 とても小さく全く痛みもなく自然に出てきた、という感じでした。
2個目はそれからしばらくして11日の昼過ぎに出てきました。 今回は結構大きかったので出る直前に一瞬 詰まった感覚と若干の痛みを伴いましたが、結石破砕が成功した!という確信がありました。
左側が1回目に出たもの(約1.5ミリ)。 右側が2回目に出たもの(約5.5ミリ)
そして今日。
改めてレントゲンを見たところ影は消えており、先生からも「1回で済んで良かったですね」と OKサインをいただきました。
出てきた結石のかけらのうち大きい方を先生に渡し、分析ののち今後の予防法などを2週間後に伺い、完全に卒業、という感じです。
病院に行くまでは全く自覚症状はなかったのですが、結石破砕前に2回ほど深夜から朝方にかけて痛みが走り、1~2時間のたうちまわったことがありましたが、これでその心配からも解放されました。
今回主治医だった山田医師は本当にいい先生にあたり、小気味の良い説明等で信頼のおける先生でした。
また、看護師の方々もとてもいい方ばかりで良かったです。
お世話になり、ありがとうございました。
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